『M 愛すべき人がいて』リミックスバージョンの味わい深さ 今すぐ観たい第4話の初カットも

『M 愛すべき人がいて』特別版の味わい深さ

 また、今回の放送ではラストにNG集がオンエアされた。礼香がマサに「婚・姻・届」を見せつけるシーンでは、三浦翔平が思わず吹き出し、田中みな実が「ちょっと! 酷い!」と笑みを見せる。また、注目は天馬のレッスンに笑いを堪えきれないアユの表情。「そのパンチでイノシシがやれるの! のして! のして! もっと! イノシシを!」というワードには、安斉かれんも笑ってしまっている。キャスト陣も今作を楽しんで演技していることがNG集から垣間見えた。

 そして、今後の見どころでは初出しのカットが多数。社長・大浜(高嶋政伸)の「お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません」というセリフから始まるデビューシングル対決の行方。マサと対立する流川(白濱亜嵐)が礼香と激しい口づけを交わすシーン、「許さなーーーーーい!」に続く礼香の「約束いはーーーーーん!」、バカ呼ばわりされたアユの「アユと一緒にバカになろう! アユと一緒に夢を見よう! みんなアユを信じろ!」と今すぐ続きが見たくなるシーンだらけ。『M 愛すべき人がいて』は、第4話以降も私たちを楽しませてくれると確信した。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『M 愛すべき人がいて』
テレビ朝日系にて、毎週土曜 23:15~0:05放送
ABEMAにて、独占配信
出演:安斉かれん、三浦翔平、白濱亜嵐、田中みな実、久保田紗友、河北麻友子、田中道子、新納慎也、市毛良枝、高橋克典、高嶋政伸
原作:小松成美『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎刊)
脚本:鈴木おさむ
企画:藤田晋(ABEMA)
ゼネラルプロデューサー: 横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、谷口達彦(ABEMA)、山形亮介(角川大映スタジオ)、佐藤雅彦(角川大映スタジオ)
アソシエイトプロデューサー:川島彩乃(ABEMA)
演出:木下高男、麻生学
主題歌:浜崎あゆみ「M」(avex trax)
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日/ABEMA

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