『WAVES/ウェイブス』本編冒頭映像公開 主人公の心象と音楽がシンクロしカメラが躍動
4月10日に公開となる映画『WAVES/ウェイブス』より、本編冒頭映像が公開された。
『ムーンライト』『レディ・バード』『ヘレディタリー/継承』などの話題作を発表してきた映画制作会社A24が放つ本作は、『イット・カムズ・アット・ナイト』のトレイ・エドワード・シュルツ監督最新作となる、傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。時代や国境を越えて誰もが体験する青春の挫折、自分を成長させる恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを、少ないセリフながら繊細に、現代的な手法で描写する。
公開された冒頭映像では、主人公タイラーの充実しすぎた高校生活が映し出されている。アニマル・コレクティブの「FloriDada」が大音量で流れるカップルのドライブデートの風景、フロリダの風を浴びながら歌う2人を、カメラは360度ぐるぐると回りながら映し続けるかと思いきや、チャイムの音が鳴り響き、場所は変わり部活のシーンへ。トレーニングルームを走る集団に滑らかにカメラが合流し、横になったり縦になったり自由自在に動き回る。
このシーンから使用される楽曲はテーム・インパラの「Be Above It」に切り替わり、厳しい練習に向き合う主人公タイラーの心情を表すように「超えていけ」と何度も囁かれる。休みの日に彼女と海へ行く風景や、夜にはパーティに繰り出すさまも切り取られている。
■公開情報
『WAVES/ウェイブス』
4月10日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr.、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス
配給:ファントム・フィルム
原題:Waves /2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
(c)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
公式サイト:https://www.phantom-film.com/waves-movie/