フランク・オーシャンの楽曲とともにある一家の悲劇と再生が 『WAVES/ウェイブス』予告編

 4月10日公開の映画『WAVES/ウェイブス』より、日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。

 

『ムーンライト』『レディ・バード』『ヘレディタリー/継承』などの話題作を発表してきた映画制作会社A24が放つ本作は、『イット・カムズ・アット・ナイト』のトレイ・エドワード・シュルツ監督最新作となる、傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。時代や国境を越えて誰もが体験する青春の挫折、自分を成長させる恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを、少ないセリフながら繊細に、現代的な手法で描写する。

 なお本作は、シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作。フランク・オーシャンをはじめ、ケンドリック・ラマー、アニマル・コレクティヴ、カニエ・ウェスト、レディオヘッドら時代を映す楽曲31曲が、登場人物の感情とリンクするように使用されている。

 公開されたポスタービジュアルでは、『イット・カムズ・アット・ナイト』に続いてのシュルツ監督とのタッグとなるケルヴィン・ハリソン・Jr.演じる主人公タイラーとその彼女が海で抱き合う姿が切り取られている。

映画『WAVES/ウェイブス』予告編

 予告編では、フランク・オーシャンの楽曲「Godspeed」とともに、ある日フロリダの一家に起きた悲劇や、テイラー・ラッセル演じるタイラーの妹・エミリーとルーカス・ヘッジズ演じるルークが距離を縮めていく様子が描かれている。

■公開情報
『WAVES/ウェイブス』
4月10日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr.、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス
配給:ファントム・フィルム
原題:Waves /2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
(c)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
公式サイト:https://www.phantom-film.com/waves-movie/

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