野村周平×ANARCHY監督が語る『WALKING MAN』での挑戦 野村「初心に戻されました」

野村周平×ANARCHY監督が語る『WALKING MAN』での挑戦 野村「初心に戻されました」

 野村周平主演、ラッパー・ANARCHYの初監督映画『WALKING MAN』が全国公開中だ。​ANARCHY自身の実体験なども盛り込まれた本作は、人気漫画家・高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系)の梶原阿貴が脚本を務める完全オリジナル作品。

 野村演じる主人公は、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない気弱で心優しき不用品回収業のアルバイトで生計を立てる青年だ。そんな青年が、ラップと出会い、最底辺の生活から抜け出すべくバカにされながらも、奮闘し成長を遂げていく姿が描かれる。プライベートでも仲が良いという野村とANARCHY監督に、お互いの魅力から、映画製作の難しさ、今後の展望まで話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

野村「現場では必死に走り回っていた」


ーー公開を迎える今の心境は?

ANARCHY:作っている時は夢中で、編集の時は何回も繰り返し観てきた分、初めて観た人たちがどんな風に感じるのか自分でも分からないので、みんなの声が楽しみです。

野村周平(以下、野村):撮ってる時って、「一生やりたくない」と思うくらい、しんどいんですよね。でも撮影が終わった時や公開された時の達成感や手応えが次に繋がるんです。今回も、ANARCHY初監督作に出れてよかったなと思いますね。

ーーお二人は本作を撮る前から付き合いがあったそうですね。

ANARCHY:友達に紹介してもらったんです。映画の主演をやってくれる子を探している時に「周平くん知ってる?」ってその子に言われて、パーティーで会いました。

野村:そこから共通の友達がいることが分かって、一緒に遊びに行ったりして、今も頻繁に連絡を取り合ってますね。

ーーお互いの初対面の印象は?

野村:めちゃくちゃ怖い人が来た、と思いました(笑)。

ANARCHY:めちゃくちゃ調子に乗ってるな、と思いました(笑)。けど、かっこいいから、いいかなって(笑)。

ANARCHY監督

ーー野村さんとANARCHY監督の間では、役作りにおいてどのような会話を?

野村:ANARCHYさんは監督業が初めてだったし、僕も現場では必死に走り回っていたんです。その都度、監督から指示はありましたけど、実際何を言われたか今ではほとんど覚えていないんですよね。必死にやっているANARCHY監督に、僕が口を出したら迷惑かけると思って、監督に負担をかけないように必死で頑張っていました。

ーー今までの出演作と違いがありましたか?

野村:そうですね。こんなにも役のことを考えるのは久々でした。ANARCHY監督は、バイブスでやっているのがラッパーらしくもあり、見ていて気持ちがよかったです。

ーーお二人にとって、一番大変だった期間は?

ANARCHY:クランクイン前と編集作業の時ですかね。クランクインまで、周平くんがOKしてくれるかどうかも考えないといけないし、他のキャストやスタッフ、ロケ地を探したり……準備するってやっぱり大変だなと思い知らされました。編集も、8カ月くらいずっと映像を観ていたので、パニクったりもしながら、カット割りも作業進めるうちに徐々に学んでいきました。

野村:撮影中は毎日しんどかったです。僕が演じるアトムは、恵まれている子供ではないし、毎日いろんな問題が起きるから、演じていて気持ちの面で辛かった。撮影もタイトだったので、ある意味辛い気持ちは作りやすかったですが(笑)。振り返ってみるとすごくいい疲れです。

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