高校卒業で俳優活動本格化? 鈴鹿央士、浜辺美波、上白石萌歌ら2000年生まれ俳優たちの台頭

高校卒業で俳優活動本格化? 鈴鹿央士、浜辺美波、上白石萌歌ら2000年生まれ俳優たちの台頭

 松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィンというメンツが揃った『蜜蜂と遠雷』で、彼らに並んで主要キャストの一人に名を連ねた鈴鹿央士。映画初出演の新人ながら、堂々たる姿をスクリーンに刻んでいる。このメンツに名を連ねた鈴鹿は、2000年生まれの超・新星。いまやこの、2000年生まれの若き俳優たちの台頭が始まっている。

 鈴鹿といえば、広瀬すずが自身のマネージャーにスカウトするように進言し、芸能界入りが決まった存在だということは知られているだろうか。それは広瀬の主演映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』のロケ地の高校を、彼が訪れていた際の出来事だという。鈴鹿は、広瀬の主演ドラマ『なつぞら』(NHK総合)の終盤に登場し、アニメーターたちの命である原画を水溜りに落としてしまい、みなをてんやわんやさせるという大きな見せ場もつくった。

『なつぞら』に出演した鈴鹿央士(写真提供=NHK)

 『蜜蜂と遠雷』では、正規の音楽教育を受けていないながらも巨匠に見出され、エリートが集うピアノコンクールに参加する少年役を飄々とした佇まいで好演。“元・天才”や、“超・エリート”に扮する松岡、森崎らの中に、ある種の異物として登場する彼の存在は、その役どころと鈴鹿自身とが重なって見えた。新人とは思えぬ、また同時に新人だからこそ体現できる瑞々しさで、周囲に影響を与えるキーマンを演じきっている。鈴鹿は現在、スラリと伸びた好スタイルを活かし、「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍中。『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)への出演も発表され、彼のポテンシャルの開花はこれからの大きな楽しみの一つだ。

 ところで、先に“2000年生まれの若き俳優たちの台頭”と述べたが、他には誰がいるだろうか。この年代といえば、高校を卒業し、いよいよ俳優活動を本格化させているところなのだろう。その中で真っ先に思い浮かぶのは、やはり浜辺美波である。

『アルキメデスの大戦』に出演した浜辺美波 (c)2019映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (c)三田紀房/講談社

 彼女が『君の膵臓をたべたい』(2017)、『センセイ君主』(2018)、『アルキメデスの大戦』(2019)と、現在の日本映画界でヒロインのポジションを担うことができる若い才能として重宝されているのは周知のとおり。涼やかでどこか儚い面立ちや、透き通る声を武器とする一方で、奇天烈なキャラクターを演じられるという強みも彼女は持っている。『賭ケグルイ』(2018-2019/MBS・TBS系)が二期に渡って放送され、劇場版も公開されたのが好例だろう。筆者は以前「ギャンブル狂から大根侍、腹黒アイドルまで 浜辺美波、“ぶっ飛びキャラ”を総取り」というコラムを書いたのだが、こういった特異なポジションを早くから得ていることは、自ずと次なるステップをも予感させる。

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