『ボイス』で際立つ、NEWS 増田貴久の“癒し演技”と「兄貴!」の声 SNSでは「内通者」説も!?

 ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)が、盛り上がってきた。同作は、3年前に正体不明の暴漢に妻を撲殺された刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)と、同じ暴漢に父親を殺されたボイスプロファイラー・橘ひかり(真木よう子)が協力しながら、真犯人を突き詰めいていくサスペンスドラマ。いわゆる普通の刑事モノドラマではなく、残虐なシーンなど、思わず目を覆いたくなることも多々あるドラスティックな作品である。

 9月6日時点で7話まで放送されており、少しずつ物語の鍵や真相が明るみに出はじめている。例えば、6話では真犯人と繋がっている警察内部の人間のひとりが、樋口の同期・沖原隆志(木村祐一)であることが判明。ひかりは真犯人と通じている本当の黒幕は沖原ではないと見抜くものの、沖原は殺害されてしまう。沖原を殺害したその男こそが、樋口の妻とひかりの父の殺害事件の真犯人・本郷雫(伊勢谷友介)だったのである。さらには、第7話で樋口の亡き妻の意外な過去も明らかに。点と点が少しずつ結びつき出し、緊迫したシーンが続いている中で異彩を放っているのが、NEWS・増田貴久演じる石川透だ。緊張が走る場面でこそ、石川の癒やしキャラが際立っているのだ。

 例えば、第6話。石川は樋口を「兄貴」と呼んで慕っており、樋口も石川に心を許してるバディ同士。そんな樋口が襲われたと連絡を受けた石川は、「え! 兄貴が襲われた!?」と急遽現場に向かう。空気が張り詰めた場面だったが、増田の明るい声色とガムシャラさに不謹慎ながらもほっこりしてしまう。さらに、負傷している樋口の足が無事だと分かった瞬間見せた、満面の笑みもたまらなく可愛らしい。7話冒頭でも、樋口の息子・大樹(鳥越壮真)を襲った犯人と揉み合っているところを樋口に助けられ、「今からが見せ場だったのに」と軽口を叩き、ふと空気が和らいでいた。石川の「ムードメーカー」「飄々としている」という性格が、張り詰めた空気を柔らかくしているのではないだろうか。

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