宮沢氷魚、清原翔、東出昌大……メンノンモデルは、“魅せること”に長けた演技者の宝庫

宮沢氷魚ら2019年に活躍するメンノン俳優

 異なる業種から転身する者も多い俳優の世界だが、やはりモデルから俳優業に進出する者は圧倒的に多い。そんな中でも、現在のエンタメ界の最前線で活躍する存在を多数輩出しているファッション誌が「MEN’S NON-NO」(集英社、以下メンノン)である。連日あちこちで顔を見せる、坂口健太郎、成田凌、清原翔らが現在ではそのホットな代表格だろう。

役者一本で闘う坂口健太郎、追随する成田凌と清原翔

坂口健太郎 (c)2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会 (c)マイディー/スクウェア・エニックス

 すでにメンノンの専属モデルを卒業し、俳優業一本で勝負をしている坂口健太郎は、主演最新映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が公開中。2014年の『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』での俳優デビュー以降、わずか5年足らずで瞬く間に人気俳優の一人に仲間入りした彼は、昨年放送の『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジテレビ系)に続き、今年は『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)でも、民放連続ドラマでの主役の座を得ている。現在の状況に至るよりも前に“卒業”しているとあって、俳優にかける彼の想いの強さを感じるのは、筆者だけではないはずである。

 そんな坂口に追随しそうな“メンノン俳優”といえば、やはり成田凌と清原翔だろう。メンノンの専属モデルとなってから、すぐさま俳優としての活動も開始させたこともあって、成田はモデル以上に俳優としての印象の方がすでに強い。地上波のドラマ作品にたびたび顔を見せながら、『わろてんか』(2017-2018/NHK総合)で主人公の息子役を演じたことも記憶に新しい成田だが、彼のメインフィールドは映画であるように思える。事実、昨年は『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』といった大作から、『ここは退屈迎えに来て』という得がたい小品にまで出演し、それ以降も映画への出演が続いている。『愛がなんだ』という代表作も得たいま、若くして日本映画界に欠かせぬ存在となっている。

 放送中の朝ドラ『なつぞら』(NHK総合)で、ヒロインの優しい兄を演じ脚光を浴びている清原は、このところ俳優として頭角を現しはじめた存在だ。今作で彼のことを知ったという方が多いようだが、すでに多くがその虜になっている。クールな切れ長の目がハニカミ笑いに転化したときの愛嬌や、落ち着いたロートーンボイスで放たれる優しいセリフの数々には、老若男女問わず胸を掴まれているようだ。モデルだからこその均整の取れた体型に加え、滑舌の美しさも彼の武器の一つ。今作を機に、ますます俳優業が活発化していくだろう。

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