乃木坂46 山下美月が語る、初主演ドラマ『電影少女』で得た自信 「殻を破れた手応えは感じている」

山下美月が語る、『電影少女』で得た自信

「こういう環境が乃木坂46にあるのは、結果を残してきた先輩方のおかげ」

ーー今回演じている神尾マイは、普段の山下さんとは印象がガラリと変わりますね。

山下:そうですね。普段、乃木坂46としてアイドルのお仕事をさせていただいている時とは真逆というか……ファンの方もドキッとするような山下美月になっているんじゃないかなと思っています。

ーー真逆ということは自身と重なる部分もあまりない?

山下:他の作品で役を演じる時は、自分自身と重ね合わせて、似ているところや共通する部分を見つけたりしていくんですけど、今回はマイちゃんが人間ではない点など含め、今までに出会ったことのない役だったので、共通している部分を見つけることができなかったんです。だからこそ、オンとオフの切り替えをはっきりするように意識していました。でも、誰かを癒したいとか元気づけたいという気持ちは、アイドルをやっている時の自分と重なるところがあると思います。

ーー今回の作品ではかなり体も張っている印象です。

山下:私としては殻を破れたという手応えは感じています。それこそ普段アイドルをやっている時には見せないような一面なので、試行錯誤しながら演じていました。神尾マイちゃんは、色っぽさや女性らしさがある中にも、少女らしさや清楚なところもあるので、そこがより男性を惹きつけると思ったんです。私としては、たぶんこの作品が10代最後の作品になるので、19歳の自分にしかできない神尾マイちゃんを見せたいと思いましたし、自分としてもそれが形として残ったらいいなと思って演じました。それに、今後もし他の作品に出演させていただくことになった時に、この『電影少女』の経験がすごく生きてくるんだろうなと思います。

ーー映画初出演となった『日日是好日』、初ヒロインを演じたドラマ『神酒クリニックで乾杯を』など、演技の仕事も増えていますね。やっぱりグループでの活動と個人での活動は違うと感じますか?

山下:そうですね。やっぱり1人で外の世界に出るっていうのは、普段グループで活動している身からすると、不安や寂しさしかないです。でも、「アイドルだから」という目では見られないようにしなければいけないなとも思っています。今回のような個人でのお仕事で結果を残せることができたら、グループのためにもなると思っているので、もっともっと頑張っていきたいです。

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ーー個人での活動をグループにも還元していきたいと。

山下:乃木坂46は今、メンバーそれぞれが個人としての活動でも活躍していますが、私がこうやって少しずつ自分のやりたいことを見つけていける環境がグループにあるのは、結果を残してきた先輩方のおかげなので、自分もそうなっていきたいです。乃木坂46は本当に優しい、あったかいグループだなと思います。

ーー演技面での今後の目標は?

山下:私自身どんどんお芝居が好きになっていますし、いろんな役をやってみたいという気持ちも芽生えているので、お芝居の仕事はこれからも広げていきたいです。それに、もっとお芝居の勉強がしたいですし、もっといろんな世界を見ていきたいなと思います。そして、いつか必要とされる人になれるように、今後も頑張っていきたいです。

(取材・文=宮川翔/写真=伊藤惇)

■放送情報
木ドラ25『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』
テレビ東京系にて、毎週木曜深夜1:00~1:30放送
BSテレ東にて、毎週火曜深夜0:00~0:30放送
原作:桂正和『電影少女』<集英社文庫(コミック版)>
出演:山下美月(乃木坂46)、萩原利久、武田玲奈、黒木ひかり、新條由芽、大下ヒロト、久保田康祐、柾木玲弥、桃月なしこ、甲斐翔真、三浦誠己、森岡龍、小松和重、岡田義徳、戸次重幸
脚本:喜安浩平、山田能龍、高野水登
総監督:関和亮
監督:真壁幸紀、湯浅弘章、山岸聖太、川井隼人
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:五箇公貴(テレビ東京)、倉地雄大(テレビ東京)、巣立恭平(ROBOT)
制作:テレビ東京、ROBOT
製作著作:『電影少女 2019』製作委員会
(c)『電影少女 2019』製作委員会 (c)桂正和/集英社
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/videogirl2019/
公式Twitter:@videogirl2019

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<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
5月31日(金)

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