『わたし、定時で帰ります。』インタビュー
泉澤祐希×柄本時生『わたし、定時で帰ります。』対談 「僕は、定時には帰りたくない!」
柄本「僕は、定時には帰りたくない!」
――現場を楽しまれているおふたりに、改めて『わたし、定時で帰ります。』っていうドラマは、どのように感じますか?
柄本:定時ってあるんだなと思いましたし、僕は定時には帰りたくないですね。
泉澤:僕もそうかもしれません。定時じゃない仕事をしているから、5時のチャイムが鳴ったら帰るみたいな仕事に憧れた時期もありましたけど。
柄本:前に、別の仕事なんですけど、ハワイで撮影したときに、ハリウッド方式を体験したことがあって。きっかり1日8時間で終わらせるっていうスタイルで、みなさん本当に8時間で帰っていくんですよ。でもね、ダメ。僕には合わない!
泉澤:もっとできるのにって思っちゃうってことですか?
柄本:うん。「まだできるんじゃないの?」みたいなのがね、やっぱある。僕の理想的には10時間だね。
泉澤:たぶん体力が残っちゃうんですよね、きっと。
柄本:そう!
――きっと「定時で帰って、その体力を使って仕事以外を楽しむ」という感覚ではないんですか? たとえば、おふたりの好きなゲームとか。
柄本:ゲームは、もう何時でもやれるから!
泉澤:寝る間は惜しめますね!
柄本:そうそうそうそう!
泉澤:好きなことは気分転換になるから、体力使って疲れるとかではないんですよね。
柄本:働きたがりなほうなんだと思います、どちらかというと。だから、独り身だったら、本当に吾妻みたいな生活になると思うんですよ。
――本当に役柄にピッタリですね。泉澤さんは、いかがですか? 来栖泰斗というキャラクターとご自身の親和性は感じますか?
泉澤:キャラ的には、すごく近いものがあると思いますね。普段はちょっとテキトーなところもあるので、やる気ゼロではないんですけど、ちょっと調子に乗っちゃう感じは、今回素が出てるかなって思います。
――1話で、シシド・カフカさん演じる三谷さんに、ストレートに意見を言い放ったシーンが印象的でしたが、泉澤さん自身もハッキリ物を言うタイプですか?
泉澤:あ、言っちゃうかも知れないです。誰に対しても「それはちょっと違うんじゃないですか?」とか。
――そのときそばにいた柄本さん演じる吾妻さんは、スッと目をそらしていましたが(笑)。
泉澤:そうですよ! 吾妻さんも一緒に話してたのに! 俺が目で助けを求めたのに! 置いていかれたって思いましたよ!
柄本:あー、あったあった! すぐ裏切ったよね。俺、ひっどいやつだ(笑)。
――あのシチュエーションだと、柄本さんご自身ではどんな態度になると思いますか?
柄本:裏切りますね!
泉澤:えー! 本当ですか? でも、そう言って時生さん、実際そうなったらちゃんと言ってくれそうな気がする。
柄本:言うかな? たぶん(笑)。どうだろうね。
泉澤:人によるかも?
柄本:人によるな! 加地さん(児玉剛役)だったら?
泉澤:あ、「やり方が古いって言いました!」って即答。(笑)
柄本:ギャハハ。良い現場だから、こんなことも言えるんだよな。
泉澤:本当に。定時で帰ってないし、家帰った後もオンラインゲームでこんなことばっかりしゃべってますもんね(笑)。
(取材・文=佐藤結衣/撮影=大和田茉椰)
■放送情報
火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
TBS系にて毎週(火)22:00~放送
原作:朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』シリーズ(新潮社刊)
出演:吉高由里子、向井理、中丸雄一、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアほか
脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子
演出:金子文紀、竹村謙太郎
プロデューサー:新井順子、八尾香澄
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/watatei/
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