映画『キングダム』メイキング写真展に見た、ソニーのクリエイターと映画づくりにかける想い

映画『キングダム』メイキング写真展に見た、ソニーのクリエイターと映画づくりにかける想い

 彼らのクラフトマンシップを伝える様子は、特別動画でも公開された。原作者の原をはじめ、佐藤監督、プロデューサーの松橋真三、その他多くのスタッフ、キャストにインタビューし、『キングダム』を通して、映画づくりにかける想いが語られた。

映画『キングダム』特別映像1
映画『キングダム』特別映像2
映画『キングダム』特別映像3

 「僕らが本当に作りたいものは何なのか。言語や人種を超えて、限りなく自分たちの手や想像力で、我々にしかできないような独特のテイストが作れるんじゃないかと思った。映画として愛せる『キングダム』を作りたいなと思っていました」(佐藤監督)、「この『キングダム』という作品で、世界マーケットを相手に勝負をして、これが日本映画の新しいスタンダードになるように。この作品の後に、もっとすごいエンターテインメントが出てくる第一歩になればいいなと思っています」(松橋プロデューサー)、「おそらく全員の中で『限界を超えてみたい』というのがあったと思うんです。今できる全てはやったと思う。自分を追い込んで、突き詰めた先にあるのが、俳優というクリエイティブの仕事なんじゃないかな」(大沢)と、撮影を振り返ると同時に、クリエイターとしての強い想いが語られた。そんな彼らの言葉どおり、今回脚本にも携わった原作者の原も、「原作のキャラが実写化されることによって、本当に浮き上がって、さらに命を吹き込まれた感はある。原作よりいいものになっている。本当に嬉しかったです」と実写化の出来に太鼓判を押している。

 原作へのリスペクトを示しつつも、上映時間134分という限られた映画のフォーマットで完結させるに相応しい脚本、日本では実現不可能な中国での大規模ロケによって生み出された迫力ある映像、そして主演の山崎らキャストによる迫力ある“動”のアクションと“静”の演技。まさに“日本映画の新しいスタンダード”となる可能性を秘めた作品だろう。

「ソニーはテクノロジーとエンターテインメントを有する類稀な会社だと思っていますが、新しいコンテンツを作っていくうえでは、ソニーがクリエイターに寄り添い彼らと共に道を歩んでいこくとが欠かせないと思っています。これからテクノロジーにより、エンターテインメント領域においてもイノベーションがもたらされようとしています。ソニーはクリエイターとともに、こういった新たなエンターテインメントの創造にチャレンジしていきたいと思っています。そして多くのお客様がそれを楽しんでいただけたなら、それは新しい文化に繋がっていくのだと信じています」

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 今回のメイキング写真展「shot on α(ショット オン アルファ)(TM)」には、このようなソニーのクリエイターに対する想いや考えが込められていた。映画『キングダム』によって、その思いは多くの人々の元へ届くだろう。そしてその反応が、新しい文化を生み出していくきっかけになるかもしれない。

(取材・文=宮川翔)

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

○ソニー「Stories(ストーリーズ)」にて、4月15日より「Beyond the SCENE」長尺動画も公開
本作の主演である山崎賢人がソニー・ピクチャーズエンタテインメント本社(本社所在地:米国ロサンゼルス)を表敬訪問した様子や、テキサス州オースティンにて開催された「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2019」にて、映画『キングダム』のプロデューサーである松橋真三が、エンターテインメントについて、そして映画『キングダム』について語った様子を収めた動画も公開。
ソニー「Stories(ストーリーズ)」:https://www.sony.co.jp/brand/stories/ja/our/products_services/kingdom/

■公開情報
『キングダム』
4月19日(金)全国公開
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、佐藤信介、原泰久
出演:山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、阿部進之介、深水元基、六平直政、高嶋政宏、要潤、橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお
配給:東宝&ソニーピクチャーズ(共同配給)
製作:映画「キングダム」製作委員会
(c)原泰久/集英社 (c)2019映画「キングダム」製作委員会
公式サイト:kingdom-the-movie.jp

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