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『グッドワイフ』常盤貴子の“日常”にも注目を 異色の弁護士ドラマとなったワケ

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「まずはカーテンを開けませんか?」

 『グッドワイフ』(TBS系)の第1話。依頼人の男性の家を訪れた際に、杏子(常盤貴子)が口にした言葉である。妻には先立たれ、娘は当時失踪していたこともあり、その部屋はどこか暗さが漂っていたのだった。さらに杏子はこう続ける。

「ゴミを捨てて、掃除機をかけて、洗濯をして、美味しいものを食べて、テレビもネットも観ないで、“日常を大切にして過ごす”んです」

 “日常を大切にして過ごすこと”。それは杏子が大切にし続けるモットーであるようで、『グッドワイフ』では日々の生活が頻繁に描かれる。これは現在放送されている『イノセンス 冤罪弁護人』(日本テレビ系)や『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)といった他局の弁護士作品と比べたときの本作の特徴でもある。杏子は夫の壮一郎(唐沢寿明)のスキャンダルがきっかけで、16年ぶりに弁護士として働き始めるわけだが、家事も変わらずこなしていくのだ。

 また、杏子の子である、隼人(小林喜日)と綾香(安藤美優)の2人が懸命に汗を流す姿も映し出されている。杏子が弁護士として再び働くことが決まったときには、帰ってきた杏子をサプライズで祝福してあげたり、母親が仕事で忙しい時にはキッチンに立ったりした。またある時には、隼人が杏子の職場におにぎりを持ってきてくれることもあった。杏子と同じか、あるいはそれ以上に今回の家族の問題に複雑な気持ちを抱いているであろう2人。それでもそんな気持ちを自分の中で上手く処理しながら、可能な限り前を向く姿は観る者の心に訴えかけるものがある。

      

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