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染谷将太、斎藤工、山田孝之……日本の映画界担う俳優たち、映画制作に進出する背景は?

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 2011年秋に行われた第68回ヴェネツィア国際映画祭で、日本人初となるマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を受賞したことを大きな契機に、数多いる若手俳優を牽引する存在として数多くの映画に出演している染谷将太。そんな彼のもうひとつの顔でもある“映画監督”としての一面を見ることができる特集上映「監督 染谷将太」が2月16日から東京・渋谷のミニシアター、ユーロスペースにおいて1週間限定で開催中だ。

『シミラー バット ディファレント』(c)MIXVOXXXX

 『ピンポン』や『デビルマン』などで子役として活躍してきた染谷は、高校生の頃から自主映画を作るようになったそうで、これまでにも2011年に公開された『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のスピンオフムービーや、全編16mmフィルムで撮影された『シミラー バット ディファレント』などのショートフィルムを監督。とくに後者を製作した2013年は、同作を含めて12本の出演映画が公開されていることを考えれば、いかに彼が映画へ情熱を注いでいるかが容易に見て取れることだろう。

 その『シミラー バット ディファレント』の上映会が行われた際に、俳優業をメインにしながら監督業も続けていくことを宣言した染谷。このように、俳優業と監督業を併行してこなしていくというケースは決して珍しいことではない。海外に目を向ければチャールズ・チャップリンをはじめクリント・イーストウッド、ロバート・レッドフォードなど枚挙にいとまがなく、最近でもアカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』のベン・アフレックや今年のアカデミー賞の有力作の一角に名を連ねている『アリー/ スター誕生』のブラッドリー・クーパーなど、多数存在しているのだ。

 もちろん日本でも、古くは田中絹代のように俳優として国際的評価を得た人物が、溝口健二という偉大な監督の指導を受けながら監督業を行い、のちに『流転の王妃』という傑作を生み出した歴史がある。また、お笑い芸人として多彩な才能を発揮していたビートたけしが諸般の事情により主演映画『その男、凶暴につき』で監督デビューを果たし、そこから数年で“世界のキタノ”と呼ばれるまでに昇りつめていったというケースもあるわけだ。

      

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