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『家売るオンナの逆襲』大石静が脚本に潜ませた恋愛要素 北川景子と松田翔太の“共通点”を探る

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 高校2年の6月、マンチッチこと三軒家万智(北川景子)は忽然と姿を消した。彼女はホームレスになっていたのだ。公園で震えている三軒家に、「何か欲しいものある?」と三瓶良雄(松田翔太)が尋ねると、彼女は「帰る家」と答えたのだとか。そのことがきっかけで、三瓶は名前も変えて不動産屋になろうとした。

 『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の新キャラクター・留守堂謙治(松田翔太)と言えば、ミステリアスな雰囲気に包まれながら、優しい言葉で人々に好感を抱かせる姿が印象的である。これまでには足立(千葉雄大)や白洲(イモトアヤコ)も、留守堂という人物に魅了されてきた。しかし、小学生時代の彼は、“ドジスケ”というあだ名を付けられ、容姿も現在とは大きく違っていた。本名は三瓶良雄。小学生の頃、三軒家に人工呼吸をして助けられたときの思い出を今でもしっかりと覚えており、彼女に対して関心を抱くきっかけとなった。

 さて、そんな留守堂は、言うまでもなく新シリーズの鍵を握る人物だが、三軒家と留守堂とでは、対照的なところがある。三軒家は家を売るときには、ハキハキとした口調で物件を提案し、動き方もやけに機敏。一方、留守堂はそっと顧客に寄り添うような語り口、振る舞い方で信頼を勝ち取るという手法を取る。どちらも、“顧客が本当に望むこと”を叶えようとする点では似ているところはあるものの、アプローチの仕方には違いがあるとも言える。

 とはいえ、三軒家と留守堂には共通しているところもある。2人はどちらも、大人になってからは様々な点で大きく変わってしまったのだ。三軒家は小学生のころは、面白いことを言って、クラスのみんなを笑わせるような存在であった。今では滅多に笑顔を浮かべることもなく、ムードメーカー的存在とはほど遠い。一方、留守堂は小学生の頃はいじめられっ子であったわけだが、前述の通り名前も変えて、さらには容姿も変え、すっかり別の人間として人生を歩んできた。

      

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