「メンブレ」新入社員・鍵村が嫌いになれない! 『家売るオンナの逆襲』草川拓弥、“我が道”を進む
北川景子主演ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)でダメダメ新入社員・鍵村洋一を演じている草川拓弥。働く意義が見いだせず、デスクには「残業しない。」の付箋を貼り、定時になったら即退勤。まったくヤル気のない鍵村だが、「かわいい」「ムカつくけど、嫌いじゃない」といった様々な声があがるなど、その注目度は高い。
草川は、2012年にCDデビューした6人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の“タクヤ”としても活躍中。超特急は、楽曲によってセンターが入れ替わる自在なフォーメーションが特徴で、2017年には『超ネバギバDANCE』で初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。“ダサかっこいい”をコンセプトに掲げ、変顔や過激な仮装もいとわない。それでいて、キレのあるダンスパフォーマンスと、ボーカル・タカシの歳を重ねるごとに磨きがかかる伸びやかな歌声でファン(通称:8号車)を魅了し、2018年12月にはさいたまスーパーアリーナで単独ライブを開催。今月20日には『フルーツ宅配便』(テレビ東京)のエンディングテーマ「ソレイユ」をリリースするなど、グループ活動も絶好調である。
一方、草川は役者として映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年)、『サクらんぼの恋』(2018年)などに出演。そして現在は『家売るオンナの逆襲』で、新人営業マン・鍵村役を好演中だ。シリーズ初登場は、2017年に放送された特別ドラマ企画『帰ってきた家売るオンナ』。同作では上司に向かって「かしこー(かしこまりました)」と気だるそうに返答するなどユルユルだった彼。今年1月スタートの『家売るオンナの逆襲』では、それなりに成長した鍵村の姿が見られるのかと思いきや、清々しいほどに成長していなかった。
すぐに「メンブレ(メンタルブレイク)」と口走る鍵村だが、第1話では、サンチー不動産からテーコー不動産新宿営業所に戻った三軒家(北川)に「今月の売り上げは? 先月は? 先々月は?」と問われ、悪びれる様子もなく「ゼロです。ゼロです。ゼロです」と答える鋼のメンタルぶりを発揮。テーコー不動産のマスコットキャラクター“住もうくん”の着ぐるみを着てチラシを配れば、「夏は暑い、冬は寒い」と文句ばかりですぐに社へと戻ってきてしまう。