今田美桜×鈴木仁、神尾楓珠×望月歩、福原遥×富田望生……『3年A組』が叶えた“再共演組”を探せ!
学校を舞台にした学園ミステリー『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)。先の読めないストーリーに惹きつけられる視聴者も多く、回を追うごとに満足度が上昇中だ。3年A組の生徒には全部で30人のキャストが名を連ね、次世代を担う若手たちが目白押し。そんななか、今作で再び共演を果たした“再共演組”に注目してみるのもおもしろい。
映画『帝一の國』菅田将暉×永野芽郁×萩原利久
まずは主人公である菅田将暉と、ヒロイン永野芽郁の映画『帝一の國』(2017年)コンビ。『帝一の國』では、ともに高校生役で恋人同士だった2人が、『3年A組』では菅田は教師役、永野は生徒役と、その関係性を大きく変えて再共演となった。
『帝一の國』公開以降、菅田は『あゝ、荒野』で「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を受賞、永野はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』のヒロインに抜擢され、「2019年エランドール賞」新人賞に選ばれるなど勢いは増すばかり。今をときめく実力派の2人が物語をリードすることで、『3年A組』がより華やかで濃厚なドラマとなっていることは間違いない。
また『帝一の國』で、野村周平演じる東郷の相方として、帝一(菅田)を陥れようと企む根津役に扮していたのが萩原利久。『3年A組』では映画研究会・美術部に所属し、常にカメラを片手に撮影している逢沢役を演じている。
萩原は子役から芸能活動をはじめ、幼い頃は菅田の膝に乗っていたというほほえましいエピソードも。菅田自身も萩原を「初めての後輩」と公言するほどの間柄だけに(https://realsound.jp/movie/2017/10/post-115993.html)、逢沢が “内通者”かつ柊の協力者であったのは、2人の関係性が重なる胸アツの展開と言えるだろう。
ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』今田美桜×鈴木仁
昨年放送された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で、英徳学園のトップに君臨する“C5”として脚光を浴びたのが、今田美桜と鈴木仁。『花晴れ』では小悪魔キャラの愛莉役を演じた今田だが、今作では気の強い読者モデル・諏訪役を好演中。第5話では景山(上白石萌歌)の自殺に関与する“ベルムズ”のリーダーとの交際が明らかとなり、本音をさらけ出すシーンで見せた大粒の涙には、絶賛の声があがった。
一方、『花晴れ』で金髪イケメン華道家・一茶役を演じた鈴木は、『3年A組』でも女子人気ナンバー1の里見役。景山にフラれた腹いせにフェイク動画を撮影したという衝撃的な事実が発覚した里見だが、同じ制服に身を包んだ生徒たちの中でも、一際目立つ存在であることは確か。“C5”コンビが放つ圧倒的なオーラは、“3A”でも健在だ。
ドラマ『アンナチュラル』神尾楓珠×望月歩
『アンナチュラル』(TBS系)第7話に友達役で出演していたのが、神尾楓珠と望月歩。イジメを苦に自殺してしまった横山役を神尾、その横山を守ることができなかった自分を責める白井役を望月が演じて大反響を呼んだ。
『3年A組』で神尾は、水泳部のマネジャー・真壁役を演じており、演技はもとより「イケメンすぎる」と話題に。また大学のスポーツ推薦取り消しを恐れる瀬尾役を演じる望月は、秘めた感情を爆発させる場面でその実力を存分に発揮した。今後は、同じベクトルを向いた2人の掛け合いも見たいところ。『アンナチュラル』の辛すぎる結末とは違う、笑顔のエンディングに期待したい。