『映画 少年たち』SixTONES 高地が関ジャニ∞ 横山の迫真の演技に騙される? サプライズライブも

『映画 少年たち』舞台挨拶レポート

 3月29日に公開となる『映画 少年たち』の完成披露試写会が、1月30日東京・文京区TOKYO DOME CITY HALLにて行われた。

 本作は1969年の初演から50年、伝説として語り継がれる舞台『少年たち』を映画化したもの。若さゆえに生まれる少年たちの抵抗、葛藤、友情をオリジナル楽曲とダンスに昇華し描き、ジャニー喜多川が製作総指揮を務めている。この日のイベントには、SixTONES、Snow Man、なにわ男子から西畑大吾、関西ジャニーズJr.から向井康二、正門良規、小島健、室龍太ら、東西のジャニーズJr.総勢62名が集結し、映画の完成を報告した。

 本編の上映終了後、息つく暇もなくサプライズLiveパフォーマンスがスタート。ジャニーズJr.と研修生たちがステージに登場し、ダンスパフォーマンスを披露。続いて、HiHi Jets、美少年ら人気急上昇中のグループが登場するにつれて歓声もボリュームを増していった。さらにSixTONES、Snow Man、西畑大吾(なにわ男子)、関西ジャニーズJr.らが登場すると会場のボルテージも最高潮に。悲鳴のような歓声があがる中、スクリーンで観たばかりの面々がステージに顔を揃えた。

本木監督「みんな、お疲れさま」

 サプライズLiveの後に行われた舞台挨拶では、出演メンバーに加えて本木克英監督が登壇。深澤辰哉がMCを担当、田中樹と室龍太がサポートし会場を盛り上げた。

 まずは各グループ一人ずつ代表して挨拶。SixTONESのジェシーが「お足元が悪い中……」と早速ボケると、メンバーからはすかさず「晴天だわ!」とツッコミが入るなど、笑いの絶えない挨拶となった。「元々このメンバーで『少年たち』という舞台をやらせていただいて、今回は初めて『少年たち』が映画として3月29日に上映するんですけども。ジャニーさんの舞台の作品が、映画化するのは初めてのことなので、とても嬉しく思い、そして僕たちが選ばれたことに感謝しております。みなさんで盛り上げていきましょう」と会場に呼びかけた。また、京本大我は「今日はこうして一部の方ですけど、観ていただいて安心してます。さらにもっとたくさんの人に見ていただけるようにがんばります」と映画の完成を喜んだ。

  それぞれの役どころを紹介しながら順番に挨拶をするメンバー。SnowManの阿部亮平は、「さっきみんな映画楽しかったですか?(と聞かれて)イエーイ!って、迷いのないその歓声が嬉しかったです」と手ごたえを感じた様子。

 一通り挨拶を終えると、本木監督を迎えて、撮影当時を振り返った。本木監督は「約1年前に撮影に入りまして、その頃は出来上がらないんじゃないかと(笑)。晴れてこの日を迎えられてうれしく思います!」と話し、「みんなお疲れ様」と声をかけた。


 高地優吾は「『少年たち』は半世紀前の、初代ジャニーズのあおい輝彦さんなどがやられた作品で、ジャニーズの歴史ある舞台に僕たちの名前を残せるという、ジャニーズの歴史に自分の名前を刻めるいいチャンスで。お話をいただいたときは嬉しかったです。ありがとうございます」と感慨深げに語っていた。関西ジャニーズJr.の小島健もコメントを求められたが、「面白い風に言って」とどこからともなく振られたむちゃぶりに応え、外国語でしゃべり出し、会場も爆笑の渦に。壇上でも「何語や!」などとツッコミが飛び交うなど、再び笑いに包まれた。

 撮影のオファーを受けたときの心境を聞かれると、本木監督は「本当にできるのかなっていう不安もあったんだけど、なんかすごい……好奇心(笑)。ジャニーさんが50年も手掛けた作品でみんなに会って一緒にお芝居して。愚痴や弱音は、絶対に裏でも言わないんだなと感心しました。みんなに背中をおされてできたようなもんです」とコメント。壇上ではメンバーが監督の方を向いて「いやいやいや」と謙遜した素振りをみせたが、「もっと言っていいんですよ」などの声も聞こえてきた。

 また、田中樹が「1カメ大変だったよね、実際、一発OKだったんだよね。でも予備でもう一回取って」と撮影秘話を明かすと、本木監督は「スタッフは2カ月準備しました。みんな一発で振り付けとか覚えちゃうからすごいなって」と撮影に向けての苦悩を明かした。他のメンバーからも「1カメショーをふざけて踊ったのも楽しかった」「みんなでふざけすぎて使えない部分もあったんだよね」などの裏話も飛び出した。

 思い出深いシーンのエピソードで、室龍太のシーンが挙がると、「あれ、直前までは死ぬ言われてたんや! こちとら死ぬコンディションで行ったわけや。ただ体調悪いだけですって(笑)」と室。このシーンも一発OKだったと監督もお墨付き。室は「2時間半かけて東京に来て、撮影5分!(笑)」と自虐的に語り会場を沸かせていた。その後は各自好きなシーンを語り合うなど、笑いの絶えない会見が続いた。

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