『jam』インタビュー
鈴木伸之が映画『jam』で見つけた“海外アクション俳優”の夢 「性に合うので徹底的にやりたい」
「割と思い切った性格です」
ーーここ1~2年の充実ぶりはすごいですね? 映画の舞台挨拶などでもファンの歓声がすごく大きいです。
鈴木:多くの人に観ていただけるのは嬉しいですが、あまり実感はないです。もともと周囲の反響はあまり気にしていないんです。でも以前『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)に出演させていただいたとき、結構嫌な奴を演じたのですが、あるときバスに乗っていたら、外からおじさんがやってきて「『ルーズヴェルト・ゲーム』で嫌な奴やっているよね。来週超楽しみしているからな」って声を掛けてくれたんです。年上の男性が、わざわざバスにまで乗ってくるなんてすごいなと思いました。
ーー街中で声を掛けられるのは平気ですか?
鈴木:まったく大丈夫です。特に嫌な役柄をやっているときって、普通にしているだけでいい人に見られるのはありがたいですね(笑)。
ーー今年26歳になりましたが、20代後半に向けてなにか野望はありますか?
鈴木:割と思い切った性格なので、やらないならやらない、やるならとことんやるというタイプなんです。例えばアクションは、性に合うので徹底的にやりたいです。
ーーSABU監督は海外でも非常に高い評価を受けている監督ですが、鈴木さんは海外進出に興味はありますか?
鈴木:以前ロサンゼルスに行ったとき、海外の人ってもっと大きいと思ったら、僕も結構デカイことに気づいて(笑)。体格では負けていないと思うので、海外のアクション作品には出演してみたいです。今回のようにセリフなしで、メチャクチャ暴れるような作品はやってみたいです!
(取材・文=磯部正和/写真=林直幸)
■公開情報
『jam』
12⽉1⽇(⼟)より、新宿バルト9ほか全国公開
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
監督・脚本:SABU
出演:⻘柳翔、町⽥啓太、鈴⽊伸之、秋⼭真太郎、⼋⽊将康、⼩澤雄太、⼩野塚勇⼈、佐藤寛太、野替愁平、筒井真理⼦
配給:LDH PICTURES
2018/⽇本/カラー/シネスコサイズ/5.1ch/102分
(c)2018「jam」製作委員会
公式サイト:https://ldhpictures.co.jp/movie/jam/
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