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培ってきた力で物語を引き立てる 『まんぷく』芦田愛菜によるナレーションの魅力

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 10月にスタートしたNHK連続テレビ小説『まんぷく』で、ナレーションを担当している女優・芦田愛菜。天才子役として世間に注目されてきた芦田は、映画やドラマで活躍するだけでなく、実は声の仕事でも抜群の演技力を発揮している。そこで今回は、芦田愛菜の声の仕事について考察してみたい。

 芦田は、2004年6月23日生まれの現在14歳。2007年に3歳で芸能界に入り、2009年『ABCショートムービー2“だいぼーけんまま”』(朝日放送)で子役デビューを果たす。芦田が一躍世間に注目されたのが、2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)。7歳以上というオーディション条件の中、ダメもとで5歳で応募し、設定を変えてまでキャスティングされたという逸話を持つ。その後も、2011年の『マルモのおきて』(フジテレビ系)で人気を不動のものにし、2013年には映画『パシフィック・リム』でハリウッドに進出するなど、天才子役として世界的に活躍することに。

 そんな芦田に声の仕事が舞い込んでくるのは必然的。『Mother』と同じ2010年に『怪盗グルーの月泥棒 3D』ではアグネス役で声優に初挑戦。その年齢でしか出せない幼い声と、確かな発音と演技力という、天才子役にしかできない声優ぶりを発揮している。また、海外ドラマの吹き替えに初挑戦した『チェスター動物園をつくろう』での海外ドラマNAVIのインタビューでは「口に声を合わせるのではなくて、本当に自分が役になりきって演技しているところを想像しながら声を出さないと、その場面に合った適切な声が出ないので、そういったところが難しかったです」と、女優として演じるように声を出すことを10歳で理解しているところにプロフェッショナルを感じた。

 しかし、成長にするにつれ子役として難しい時期に突入。『怪盗グルー』シリーズの3作目『怪盗グルーのミニオン大脱走』で再びアグネス役を担当したときは、13歳になっており、「アグネスの子供らしい無邪気な感じを出すのが苦労しました」と、あの芦田が「苦労しました」と言うほどだった。成長して声が変わるのは仕方がないことだが、昔に比べハキハキとした聞き取りやすい声になった印象を受け、児童キャラは難しいものの、声優という観点から見ると可能性が広がったように思う。

      

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