>  > 谷口マサトPが語る『ミライさん』の裏側

脚本は、のんと一緒に 『ミライさん』谷口マサトPが語る制作の裏側とLINE NEWSの未来

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 「LINE NEWS」による初のオリジナル連続ドラマ『ミライさん』が9月8日から配信され、反響を呼んでいる。のんが主演を務める本作は、今よりちょっとだけ未来を⽣きる家族の、ささやかな⽇常を描くホームドラマ。近い未来で登場しうるテクノロジーと家族をコメディータッチで映し出す斬新な物語はもちろん、移動中でも見られるようにと日本語字幕がついているなどスマートフォンでの視聴に特化した“近未来型ドラマ”となっている。

 今回リアルサウンド映画部では、本作の企画・プロデュースを務めたLINE社のチーフプロデューサー谷口マサト氏にインタビュー。LINE NEWSがドラマを作った理由や、ウェブコンテンツの未来など幅広く語ってもらった。

「テレビの文法をスマホに置き直そうとしている」

ーー率直に聞きますが、なぜLINE NEWSがドラマを手掛けたのですか?

谷口マサト(以下、谷口):JK用語を取り入れた「ワンチャンワンドキ!JK用語でJKの1日を再現してみた」など、昨年からLINEブランドを訴求するバズ動画を作成してきました。それからシリーズ動画というのをLINE NEWSで作れないかという構想を、島村武志(上級執行役員 メディア担当)と話して、今回のドラマ制作に至ったということになります。

ーーなぜシリーズ動画を手掛けようと思ったのでしょう?

谷口:ネットでバズる動画は、世間への影響力に限界があります。あるあるネタ一発で終わる短尺・短命という点に加え、バズるかバズらないかは保証できない。なので、ネットの動画やコンテンツが世間への影響力を増すためには、多くのユーザーが見ている中でシリーズ展開しなければ限界があるなと感じていました。それを満たすのがLINE NEWS上で展開するシリーズ動画だったんです。今後は連続ドラマに限らず、テレビの5分番組などもイメージして制作しようと思っています。テレビの文法をスマホに置き直そうとしているところです。

ーーテレビの文化をスマホへ移行するということでしょうか?

谷口:はい、娯楽の中心が映画だった時代、2時間の映像を見続けるのは普通だったと思います。しかし映像メディアの主役がテレビへ変化した時、「2時間は長い」という感覚も生まれました。もちろん没頭するのに、映画は良いのですが。この先ネットで5分~10分の番組が増えてくると、「テレビドラマの60分って長いね」という感覚が生まれてくるでしょう。

ーー『ミライさん』が10分強という時間には狙いがあったのですね。

谷口:そうですね。それでも、まだまだ長いという意見もあります(笑)。でもドラマを短くするにも限界があるので、数回に分けて見せるという方法も考えています。例えば『週刊少年ジャンプ』のストーリー漫画は1回19ページが基本です。1話完結のストーリーもありますが、何週間かで結末に辿りつく場合もあります。

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