脚本は、のんと一緒に 『ミライさん』谷口マサトPが語る制作の裏側とLINE NEWSの未来
ーー実は、LINE NEWSが手掛けるドラマと聞いた時、てっきりタテ動画になるのかと思っていたんですよ。
谷口:タテ動画もヨコ動画も、それぞれの良さがあります。タテっていうのは、主観とか人を全身映すのには良いのですが、状況を映し出すのには向いていません。今回『ミライさん』は世界観が未来ということで状況説明が多いので、たまたまヨコにしただけです。なので今後タテの動画を作ることもありえます。
ーーそれでは、今後も動画コンテンツは作り続けていくということですね。
谷口:ドラマ以外の番組もどんどん挑戦しようと思っていて、それが教育番組でもドキュメンタリーでも何でもいいと思っているんですが、スマホならではの文法を追求しようと思っています。SNSとの接点を増やすというのも狙いの一つです。60分のテレビドラマってもったいないなと思っていまして、1話放送されるとSNS上で「この話よかったよね」という1つだけでのつぶやきで終わってしまう。もっと分割すればあのパートよかったよねっていう話題に広がるはずですよね。ひとまとめに出すのではなくて、もっと輪切りにしてあげればSNSとの接点も増えて話題性も高くなるのではないでしょうか。
ーー言われてみればそうですね。LINE NEWSのシリーズ動画ですが、今後の作品にも期待してもよろしいでしょうか。
谷口:ぜひ(笑)。『ミライさん』が呼び水となり、ありがたいことにクリエイター、芸能人、広告主からたくさんの声を頂いています。やはり1つ例があると分かりやすいですね。今後の作品もいくつか動いている状態です。
ーーLINE NEWSはクリエイターを育てる場としても発展していくのでしょうか?
谷口:その通りで、面白いクリエイターが集まる場になれば良いなと思っています。5分番組だと実験もしやすいですしね。まずはやってみて、ダメなら止めればいいし、上手くいけば続ければ良い。小ささを最大限に活かしたコンテンツづくりができればいいですね。
ーーLINE NEWSは挑戦心のあるクリエイターを、ウェルカムということですね!
谷口:才能は常に探しています! ぜひ!
(取材・文・写真=阿部桜子)
■配信情報
『ミライさん』
9月29日(土)20:00より第4話配信
毎週土曜日20:00更新・全5話
出演:のん、本郷奏多、堀内敬子、マキタスポーツ
脚本:吹原幸太
プロット協力:ニシオカ・ト・ニール
音楽:梅野悠大
VFX:宮本鉄馬
企画・プロデュース:谷口マサト
(c)LINE株式会社
公式ブログ:http://lin.ee/dDC71Fl/lnnw
公式サイト:http://lin.ee/7qRfu92/lnnw/201809
『ミライさん』LINE公式アカウント:https://lin.ee/2TrHphg/lnnw/201809