「想像の中のサメが一番怖い」「真剣に捉えすぎないでくれ!」 J・ステイサム、『MEG』を語る
本日9月7日に公開された『MEG ザ・モンスター』より、主演ジェイソン・ステイサムのインタビュー映像が公開された。
『ナショナル・トレジャー』シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンを取った本作は、200万年前に実在した超巨大ザメ、メガロドン“通称MEG”が現代に甦る海洋パニック・エンターテインメント。深海レスキューのプロであるジョナス・テイラーたちが、人類に牙をむき、恐怖の渦に陥れるメガロドンに立ち向かっていくさまを描く
公開された映像でステイサムは、自身が演じた主人公ジョナスに関して「あいつは自分が傷ついても他人を救う男、ヒーロー的な性質だ。そこが、俺が一番重きをおいて演じたところだな。あいつはヒーローだ! 助けを求める人たちを本気で救いたいと思っている!」と大絶賛。プロのダイバーでもあるステイサムは、海での撮影シーンについて「俺は飛び込めそうな所ならどこでも飛び込んじまう男なんだ。訓練して、海に出て、ボートに引きずられる。そういうのが大好きだ! 要求されたアクションをこなしたいから、集中してアドレナリンが駆け巡る。それが俺に達成感を与えてくれたぜ!」と語る。「実際にサメに遭遇したことはありますか?」という質問には「頭の中では何回もある。だから、サーフボードに戻るために泳ぎが速くなったよ(笑)。想像の中のサメが一番怖い」とステイサムらしからぬ「怖い」という発言も飛び出した。
本作でステイサムが対峙する、23メートルの超巨大ザメ“MEG”については「MEGの歯の化石は見たことあるか? 実物は手のひらサイズなんだ。そんなヤツが地球上に生きていたし、今でも生きているかもしれないという事実にはさすがの俺でも驚きだ。まあでも、実際何もわかってないだろ? 誰も見たことないんだからな」と話す。さらに、「これはモンスター映画だ。キングコング映画だよ。ゴジラや子供の頃俺を夢中にさせた映画を思い出す。もしあの頃に戻れるなら、あの頃にこんなMEGみたいな映画が観たかった……」と子供の頃からモンスター映画が好きだったことやゴジラ好きだったことを明かした。
最後にステイサムは、「この映画は、ポップコーンを食べながら大いに楽しむ映画。観て楽しんで、ちょっとだけ頭を切り替える。真剣に捉えすぎないでくれ! 人生を楽しみ、映画を観て楽しんでくれれば嬉しい!」と観客に向けてメッセージを贈った。
■公開情報
『MEG ザ・モンスター』
丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて公開中
監督:ジョン・タートルトーブ
原作:スティーヴ・オルテン(『THE MEG』)
撮影:トム・スターン
美術:グラント・メイジャー
出演:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、ウィンストン・チャオ、ペイジ・ケネディ、ジェシカ・マクナミー、オラフル・ダッリ・オラフソン、ロバート・テイラー、クリフ・カーティス、ソフィア・シューヤー・ツァイ、マシ・オカほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/113分/原題:The Meg/映倫区分:G
(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.
公式サイト:www.megthemonster.jp