いつもの川栄李奈とは少し違う? 『健康で文化的な最低限度の生活』で見せた終始抑えた演技

いつもの川栄李奈とは少し違う? 『健康で文化的な最低限度の生活』で見せた終始抑えた演技

 “安定”を夢見て公務員になったものの、生活課に配属され、新人ケースワーカーとして日々悪戦苦闘する義経えみる(吉岡里帆)。彼女を含めて同期は5人いるが、その中で、はじめから“デキる”新人ケースワーカーとしてひときわ目立っていたのが、栗橋千奈(川栄李奈)だ。

 8月28日に放送された火曜ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ・フジテレビ系)第7話でフォーカスされたのは、この栗橋。福祉専門職で採用された彼女は、豊富な知識を持ち合わせ、クールなポーカーフェイスで仕事のムダがなければ、ミスもない。優秀な新人であるのは確かなのだが、人前で笑うのが大の苦手。人と接することを避けては通れない、このケースワーカーという職業であるにもかかわらずである。そんな彼女は、利用者に全力でぶつかっていくえみるに、どこか憧れてもいるような印象だった。

 今回、その栗橋が担当する利用者は中林吉徳(池田鉄洋)。1年前に姉を亡くして以来、彼は働く意欲をなくしてしまっている。栗橋は、彼が就労できるよう熱心な指導をするが、あまり反応はよくない。痺れを切らした彼女は、中林に生活保護の廃止につながる内容が記された、“指示書”を発行する。

 ところが実はこの中林、文字の読み書きがとても困難な識字障害であることが判明。事情を知らず、もしもこのまま生活保護を打ち切ってしまっていたら……。上司からは叱責を受け、彼女自身も、珍しく落ち込んでいる姿を見せる。

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