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白石麻衣、女優としての着実な歩み 『絶対零度』憎悪と愛情を両立させた高度な演技

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 乃木坂46の白石麻衣が、2018年に入り、立て続けにドラマ出演を果たしている。4月より放送された『やれたかも委員会』(MBS・TBS)、5月放送の『世にも奇妙な物語’18春の特別編』(フジテレビ系)の『フォロワー』、そして今回『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)への出演だ。

 彼女のこれまでの経歴を振り返ると、映画『劇場版BAD BOYS J -最後に守るもの-』(2013年)に始まり、ドラマ『初森ベマーズ』(テレビ東京系/2015年)、ドラマ『キャバすか学園』(日本テレビ系/2017年)、映画『あさひなぐ』(2017年)といった“乃木坂46”としての白石、アイドルの部分を前面に打ち出した脚本、配役の作品が多くあった。キスシーンが話題となった映画『闇金ウシジマくん Part3』(2016年)は、アイドルの枠を飛び出した初めの一歩であったと言えるが、それが二歩、三歩と次へ繋がっていったのは、今年に入ってからだ。

 白石は、乃木坂46初の専属モデルとして、2013年から5年間、雑誌『Ray』で専属モデルとして数々の表紙を飾り、昨年発売した2ndソロ写真集『パスポート』(講談社)は、先日8月20日、白石の誕生日に21度目の重版、累計発行部数32万部を突破し、前人未到の記録を更新中。『日経エンタテインメント!』の「タレントパワーランキング2018 音楽編」では、「ミュージシャン急上昇 TOP20」で1位を獲得し、2018年上半期CM女王(エム・データ)にも輝いている。乃木坂46の白石麻衣としてだけでなく、個人としての白石麻衣へ。立て続けのドラマ出演も、注目度の高さの証だ。

 白石が演じる役は、決まってクールな役柄が多い。乃木坂46メンバーがメインキャストを務めた映画『あさひなぐ』では、強く美しい薙刀部のエース・宮路真春、『やれたかも委員会』では月綾子を演じた。クールな役柄は容姿端麗な白石のルックスを活かした配役であるが、月綾子はそこに色気とシュールな笑いが要求された、ある種これまでの配役にはなかった演技が求められた。『世にも奇妙な物語』のストーリーの1つ、『フォロワー』は白石にとって初の主演作品。嘘の写真投稿でSNSのフォロワー数ナンバーワンを目指す『フォロワー』は、ホラーサスペンスであり、終盤はサイコホラーへと変貌していく物語であった。恐怖からの絶叫、焦りからの疾走、そして恐怖の果てに行き着くのが狂気。車に轢かれてまでも自身のフォロワーを気にする常軌を逸した白石の表情は、観るものにゾッとする恐怖を与えた。

      

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