『ハン・ソロ』ポール・ベタニーが自身の役柄を語る 「彼は完全にサイコパスなんだ」
6月29日に公開される映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で、悪役ドライデン・ヴォスを演じたポール・ベタニーが自身の役柄について語った。
本作は、『スター・ウォーズ』シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロの知られざる若き日を描いたアクション大作。ソロを新星オールデン・エアエンライクが演じるほか、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモらがキャストに名を連ね、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワードがメガホンを取った。
『スター・ウォーズ』シリーズではこれまで、ダース・ベイダーやダース・モールなど極悪非道でファンから人気の悪役たちが描かれてきたが、本作では若きハン・ソロが立ち向かう超冷酷な悪役ドライデンが登場する。感情的なダース・ベイダーに対し、ドライデンは罪悪感や良心が全く見えないキャラクターだ。彼は犯罪組織を率いるギャング界のボスで、一見すると紳士的で礼儀正しい。しかし、その顔の裏は、優しさ、共感、良心などを一切持たず、欲しいものは何としてでも手に入れるという冷酷さが備わっている。
ドライデンを演じているのは、『アベンジャーズ』シリーズのヴィジョン役で一躍人気となったポール・ベタニー。ドライデンについてベタニーは「彼は完全にサイコパスなんだ。人を傷つけることが大好きで、それを何とも思っていない。彼には心というものがないんだ。『アベンジャーズ』で正しいことをやろうとするヴィジョンを演じた直後だけに、罪悪感を全く持たないこの役を演じるのは楽しかったね(笑)」と笑顔を見せる。
そんな危険で心のないドライデン相手に、若きハン・ソロは危険な仕事に挑む。冷酷なドライデンは、ハン・ソロの弱点が“女たらし”な一面だと知っており、エミリア・クラーク演じる謎の美女キーラとの関係を利用しようと考えているという。ベタニーは「ドライデンはハン・ソロとキーラの関係に強い興味を持っていて、利用価値がありそうだと考えているんだ。ハン・ソロは根が優しく悪党になりきれていない。そこが彼の弱さだと捉えているんだ」と自身が演じたドライデンの人物像を分析した。
■公開情報
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
6月29日(金)全国公開
監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ
出演:オールデン・エアエンライク、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモ、ポール・ベタニー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html