『クジャクのダンス』“真実”を知った広瀬すずの演技が凄まじい 林川歌の真相が明らかに

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)第7話では、ついに本作における核心の一つが明らかになった。
それは、心麦(広瀬すず)が林川歌だという事実。これまで何度も何度も真実に近づいては逆に遠ざかっていき、大切な人を失ってきた心麦。それは霧がかった深い森のように。手を差し出した先に、ようやく掴んだ真実は悔しさの残る結果となった。
神井(磯村勇斗)から自身の母子手帳の写真を見せられた心麦は、手紙に名前のあった阿波山京一郎(井上肇)と高畑まのかに会いに行く。それは心麦が産まれた産婦人科医院の院長と助産師の名前であり、林川家の真実を知る数少ない人物だった。

阿波山の口から明らかになるのは、赤沢(藤本隆宏)が林川歌にとって“第二の父親”と言っても過言ではないということ。これまで何度も書いてきていることではあるが、改めて広瀬すずの演技が凄まじい。阿波山の話の流れから自分が林川歌なのだと確信していく、その心の機微が「ふー」という深い息遣いと憂いを帯びた瞳、そして「私は山下心麦じゃない……」という心の声によって表されている。





















