『おいしくて泣くとき』現場を癒し続けた當真あみ ハプニングにも動じないエピソードも

4月4日に全国公開される長尾謙杜(なにわ男子)の劇場映画初主演作『おいしくて泣くとき』でヒロイン役を務める當真あみの撮影現場でのエピソードが到着した。
本作は、森沢明夫による同名小説を原作に、心を通わせ合うもある事件をきっかけに離れ離れになってしまう2人を描いたヒューマンドラマ。森沢の著書『大事なことほど小声でささやく』の映画化も担当した横尾初喜が監督を務め、森沢と再タッグを組んだ。
幼いころに母親を亡くした心也(長尾謙杜)と、家に居場所がない夕花(當真あみ)。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、彼女の秘密が明かされる。
當真が演じるのは、長尾扮する主人公・心也と、互いに孤独を抱えていたことをきっかけに心を通わせていく夕花。2025年に入ってからは、土曜ドラマ『リラの花咲くけものみち』(NHK)、Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』などに出演している當真だが、本作への出演は、横尾監督とプロデューサーからの熱烈なオファーによるもの。
プロデューサーは「誰もが“守りたい”と思うピュアさと透明感。そしてやはり芯の強さが夕花にピッタリだと思いました」とキャスティングの理由を語っている。撮影現場ではそのイメージのとおり、スタッフを癒し続けていたという當真。映画のクライマックスで登場するキーアイテムである四つ葉のクローバーを撮影期間中探し続け、クランクアップの日には栞にして全スタッフにプレゼントし大人たちを泣かせたという逸話も。
一方で、夕花というキャラクターは、厳しい家庭環境で育ち心の奥底に孤独を抱えている という難しい役どころでもあり、繊細な演技を求められた當真。映画のクランクインからいきなり父親と対峙するシーンの撮影となったが、當真は集中力を高めトレードマークの笑顔を封印。父親役の池田良と弟役の矢崎滉と真剣な演技でぶつかりあった。撮影中、演技に熱が入りガラスが割れるというハプニングが起こるも、當真はとっさに矢崎をかばう体制をと り、弟を大事に想う夕花になり切ったという。
■公開情報
『おいしくて泣くとき』
4月4日(金)全国公開
出演:長尾謙杜、當真あみ、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵、美村里江、安田顕、ディーン・フジオカ
原作:森沢明夫『おいしくて泣くとき』(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜
脚本:いとう菜のは
音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作幹事:WOWOW
制作プロダクション:AX-ON
制作協力:パイプライ
配給:松竹
©2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
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