葵わかな&松坂桃李、“親”としての成長 『わろてんか』登場人物たちの変化描いた第14週
風太は風鳥亭の大番頭、総支配人として各寄席の席主を監督。乙女組の稽古を藤吉から任せられた風太は、臨時講師として抜擢されたリリコとともに、彼女らの指揮を執る。てんは、踊り子4人に“お金を頂く芸人”という立場を弁えるように厳しく怒鳴りつける。しかし、てんの一言は、一緒に話を聞くリリコにとっても身にしみる言葉だった。リリコは、伊能のもとで活動写真の女優として起用されているが、演技に対して気乗りせず、伊能との言い争いの繰り返し。リリコも、踊り子らの上に立つことで、今置かれている立場に気づくのだった。
3月のラストに向け、後半戦へと突入した『わろてんか』。1月末からは、新たなキャストの出演も予定されている。それぞれの関係性のほか、立場の変化に注目してみるのも、これからの見どころの一つと言えるだろう。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter
■放送情報
NHK連続テレビ小説『わろてんか』
出演:葵わかな、松坂桃李、広瀬アリス、徳永えり、大野拓朗、前野朋哉、大後寿々花、藤井隆、濱田岳、高橋一生ほか
作:吉田智子
音楽:横山克
平成29年10月2日(月)~平成30年3月31日(土)全151回(予定)
<総合>
(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>
(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時~11時15分[再]
(土) 午前9時30分~11時[1週間分]
写真提供=NHK
公式サイト:http://www.nhk.or.jp/warotenka/