ビートルズ来日60周年記念 宮永正隆『ビートルズ来日学 1』増補・新装版として刊行

音楽評論家・宮永正隆による『ビートルズ来日学 1』が、増補・新装版として5月20日にリットーミュージックより発売された。
本書は、1966年初夏のビートルズ来日時に彼らと接したさまざまな立場の人々へのインタヴュー集である。4人が日本に向かう日航機にあえて同乗した会社員、武道館公演をテレビ放送した日本テレビのディレクター、移動に使われたキャデラックの運転手、滞在した東京ヒルトンホテルのスタッフ、ビートルズが購入した古美術店スタッフなどが登場する。膨大な知識に裏打ちされた評論活動が「ビートルズ大学」として浸透している宮永が、4人の素の姿を浮き彫りにし、ビートルズが日本にいた5日間の細部を明らかにしていく。
原本は雑誌『レコード・コレクターズ』の長期連載をまとめる形で2016年にDU BOOKSより刊行され、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞・著作出版物賞」を受賞するなど業界内外で高い評価を得た一冊。今回の新装版では、旧版では冒頭の2ページのみ公開していた「ビートルズ関係警備合同打合せ会議」「ガードマン勤務要綱」書類を全23ページ初公開。その後の新事実も【2026年追記】として随所に加筆している。
収録構成は、第1部「日航機でともに過ごした人々」、第2部「さまざまな職業をとおして」、第3部「東京ヒルトンホテルのスタッフたち」、第4部「ビートルズの日本みやげ」の全4部構成。日本航空客室乗務員、東レ・広報宣伝部長、日本テレビのディレクターやフロアマネージャー、武道館の楽屋でお茶くみを務めた女性、ヒルトンホテルのエンジニアやハウスマン、テーラー山形屋や朝日美術のスタッフなどの証言が収められている。
書名に「1」とあるとおり、全ページ初書籍化となる『ビートルズ来日学 2』の発売も決定しており、今秋発売予定。2冊合わせて「ビートルズ来日60周年」のメモリアルイヤーを彩る。
■書誌情報
『ビートルズ来日学 1』
著者:宮永正隆
価格:3,520円(税込)
発売日:5月20日
出版社:リットーミュージック






















