生命はどう知性を進化させAIに至ったのか? マックス・ベネットが語る知性の未来

人類とAIの未来を描く『知性の未来』

 マックス・ベネット『知性の未来 脳はいかに進化し、AIは何を変えるのか』(訳者・恩藏絢子/新潮社)が11月27日に発売される。

 本書はニューヨーク市に拠点を置くAI企業Albyの共同創業者兼CEO・マックス・ベネットが執筆した書籍の邦訳版。40億年前にDNAが誕生し、ニューロンが発生して脳になり、やがて人間の脳が言語を発明する……生命の壮大な歴史を、AIの最新の研究成果と比較しながら辿り直し、5つのブレイクスルーが知性を発展させてきたことを解き明かす。そして今、「第6のブレイクスルー」が目前に迫っている。異能のAI起業家が到達した「必然的ビジョン」とは。

 原書にはノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンや、ベストセラー作家アンジェラ・ダックワースのほか、著名な学者や研究者が何人も推薦コメントを寄せている。日本版ではAI研究リードする東京大学教授・松尾豊は「生命とAIをめぐる必然性のあるストーリーだ」、AIや生物学に深い知見を持つ作家の橘玲は「生命はいかに知性を進化させてAIに至ったのか。進化論と情報科学を融合させ、エンタテインメントにした傑作。本書で世界の見方が変わるだろう」とコメントを寄せている。

■書誌情報
『知性の未来 脳はいかに進化し、AIは何を変えるのか』
著者:マックス・ベネット
訳者:恩藏絢子
価格:3,960円(税込)
発売日:2025年11月27日
出版社:新潮社

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