「成瀬あかりシリーズ」第3弾にして完結編『成瀬は都(みやこ)を駆け抜ける』書影発表

宮島未奈『成瀬は都(みやこ)を駆け抜ける』(新潮社)が12月1日に発売される。
2023年3月に刊行され、2024年本屋大賞、坪田譲治文学賞など数々の賞を受賞した宮島未奈のデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』。続編『成瀬は信じた道をいく』と合わせて累計発行部数150万部を突破している。そんなベストセラーシリーズの最新刊にして完結作が本作だ。
『成瀬は都を駆け抜ける』の舞台は京都。滋賀県立膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber、娘とともに地元テレビの取材を受ける母、憧れの人に一途に恋焦がれる男子大学生……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……。
発売決定に合わせて作者・宮島未奈は「成瀬あかりシリーズはこれで完結です。『成瀬は天下を取りにいく』と『成瀬は信じた道をいく』はたくさんの方にお読みいただき、わたし自身もいろいろな経験をさせていただきました。『成瀬は都を駆け抜ける』は成瀬あかりとそれを取り巻く人々の魅力がたっぷり詰まった一冊になっています。どうぞお楽しみに!」とコメント。
発売に先駆け書影が公開。『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』につづき、イラストレーター・ざしきわらしによる描き下ろし作品となっている。
■書誌情報
『成瀬は都を駆け抜ける』
著者:宮島未奈
価格:1,870円(税込)
発売日:2025年12月1日
出版社:新潮社






















