「大麻博物館」館長監修『ビジュアルで学ぶ 麻を知る図鑑』幅広い用途や歴史、文化を詳しく紹介
『ビジュアルで学ぶ 麻を知る図鑑』(グラフィック社)が2024年7月に発売される。この書籍は、大麻に関する誤解を解き、幅広い用途や歴史、文化を詳しく紹介する図鑑だ。
本書は、一般に持たれている「大麻=ドラッグ」というイメージを覆し、大麻の多様な側面を掘り下げる。大麻は丈夫で汎用性が高い繊維素材であり、美味しい食材であり、ヒーリング効果のある有用な植物でもある。監修は「大麻博物館」の館長が務め、日本における大麻の見方も交えた序文が掲載されている。
「麻」という言葉は多くの植物を含む広義のものだが、繊維として衣類に使用される場合、「大麻」は亜麻やジュート麻、インド麻とは区別されることが多い。この違いについても詳しく解説している。また、大麻の紙が芸術活動によく使用される理由や、ヘンプシードパウダーの調理法なども紹介している。
著者のセルジュ・シャール氏は、農業博士であり、数多くの園芸専門誌に寄稿し、60冊以上の植物に関する書籍を著している。パスカル・コサ氏とマリー・ニコ氏も、それぞれ多くの新聞や雑誌に寄稿している経験豊富なジャーナリスト。監修を務めるのは「大麻博物館」の館長、高安淳一氏だ。
【写真】大麻を摂取する注意事項とヘンプシードパウダーの調理法など気になる紙面
■書籍情報
書名:ビジュアルで学ぶ 麻を知る図鑑
著者:セルジュ・シャール、パスカル・コサ、マリー・ニコ
監修:高安淳一(「大麻博物館」館長)
翻訳:神奈川夏子
発売日:2024年7月
仕様:B5変形 並製 総176頁
定価:3,520円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3900-6