工芸と楽しむ暮らし方、研究員による鑑賞ポイントから“目利き力”も身に付く一冊 

工芸を楽しむためのヒントが満載

 『工芸とたのしむ 四季と自然、日々の暮らし』(美術出版社)が、2023年10月11日(水)に発売される。本書は、国立工芸館が所蔵する約150点の作品を3章のテーマに分けて紹介、それぞれの作品の魅力とともに工芸館の研究員による鑑賞のポイントを掲載している。

 国立工芸館は、工芸やデザインを専門とする国立美術館で、2020年秋に東京から金沢に移転した。本書では、工芸館が所蔵する約150点の作品を3章に分けて掲載し、テーマごとに作品の見どころや作家のエピソードなど、鑑賞のポイントを工芸館の研究員たちが紹介。豪華執筆者による書き下ろしエッセイも収録し、楽しく工芸作品を味わうハンドブックだ。

 工芸作品の鑑賞、というと少し難しそうに感じるが、実は工芸は、私たちの暮らしに常に寄り添っているものなの。国立工芸館の多様な作品の魅力を通じて、日本の四季、日常を豊かに映し出す一冊となっている。

書誌情報

『工芸とたのしむ 四季と自然、日々の暮らし』
著者|国立工芸館(編集)
定価|1,100円+税
仕様|A5・並製本・100頁
ISBN|978-4-568-10559-9
発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売|美術出版社
発売日|2023年10月11日(水)より順次

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