水道水を安全に飲める国、日本は世界3位? 3月22日“世界水の日”から『水の惑星の歩き方』限定配布

『水の惑星の歩き方』限定配布

 3月22日は国連総会で定められた「世界水の日」。水の資源としての重要性と、それを守るためにできることを考える日だ。そんな日に、旅行ガイドの雄『地球の歩き方』が「水」をテーマに制作した冊子『水の惑星の歩き方』の限定配布が開始された。

 発行元は、食洗機専用洗剤ブランド「フィニッシュ」で知られるレキットベンキーザー・ジャパン。これまでも節水アクションの啓蒙に取り組んできた同社が、2023年3月22日より『水の惑星プロジェクト~”地”よりも”水”が多い”地球”のこと、楽しく学んで節水しよう!~』を開始し、その第一弾として登場したのが今回の『水の惑星の歩き方』だ。

 もともとの環境問題への関心や具体的な取り組みについてはいったん横に置いたとしても、これがなかなか面白い。水の都として知られるヴェネツィア(イタリア)やストラスブール(フランス)などの美しい風景や、厳島神社(日本)やヴィクトリアの滝(ザンビア/ジンバブエ)などの水にまつわる世界遺産ーーそれらを写真とともに”旅”するような感覚で、「人と水」の歴史を知ることができる。



 グローバルウォータ・ジャパン(GWJ)代表・吉村和就氏監修のもと、世界と日本の「水事情」が詳細にわかるのも魅力的だ。水の使い方は国によって変わり、入浴という文化のある日本では約40%が「風呂·シャワー」に使われているという(2017年、東京都のデータを参照)。

 また、水道水を安全に飲むことができる国は、世界でわずか9カ国と2都市だそう。もっとも安全とされるのはアイスランドで、これは氷河や山などの豊かな自然が水源となっているため。上水処理と水質検査が行き届いた日本は3位にランクインしていた。

 水資源が枯渇したら世界はどうなるか、そうならないために一人ひとりができることとは。そうした切実な話題が、豊富なデータと読みやすい編集で提示されており、環境問題に関心がある人だけでなく、水にまつわる美しい風景に惹かれた人も、自然と学ぶことができる作りになっている。

 『水の惑星の歩き方』は、一部の大型スーパー/ドラッグストア店舗で対象製品(「フィニッシュ」全製品)を2個以上購入することでプレゼントされる。この機会にチェックしておきたい。

■「フィニッシュ」公式サイト
https://www.finishinfo.jp/

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