『呪術廻戦』両面宿儺の元ネタとなった“鬼神”とは? 伏黒と宿儺の気になる関係性を考察

『呪術廻戦』両面宿儺の元ネタとなった“鬼神”とは? 伏黒と宿儺の気になる関係性を考察

 「りょうめんすくな」という名前は、2chのオカルト板や『宗像教授伝奇考』、『魔法先生ネギま!』など、様々なエンタメ作品に登場してきている。しかしながら今、「りょうめんすくな」といえば漫画『呪術廻戦』の両面宿儺を思い浮かべる方がほとんどではないだろうか。

※本稿には『呪術廻戦』のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 「両面宿儺」の元ネタは、『日本書紀』に登場した鬼神とされている。『呪術廻戦』の宿儺も、腕が4本、指が20本あるとされていることから、これがモデルとなっていると考えて間違いなさそうだ。元々、宿儺は1000年以上前に実在した人間であり、死後死蝋として残った20本の指は特級呪物となるほど恐れられている「呪いの王」である。原作単行本で宿儺のイメージソングとして「Day Scanner」(平沢進)、「(s)AINT」(Marilyn Manson)が挙がっているのを加味すると、人為の及ぶところではないまさに邪神に近いイメージが浮かんでくる。

 そんな宿儺の指を食べたのが、普通の高校生であった主人公・虎杖悠仁だ。普通であれば受肉されて死亡してしまうのだが、虎杖はなぜか宿儺を抑え込むことができ、「宿儺の器」として体を共有することになっていく。扉絵の宿儺の姿を見ると、髪の色が虎杖と同じであったり、どことなく虎杖を彷彿させられる顔付きであったり、なにか繋がりがあるのではないかと思えてくるほどだ。

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