CUTIE STREET ソロインタビュー Vol.6:真鍋凪咲「自分よりも幸せになってほしい」 “ファンへの想い”を胸に挑む未知の世界

CUTIE STREET 真鍋凪咲 ソロインタビュー

「表だけをキラキラさせたくない」向上心と感謝を忘れず目指す“上”

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――過去にダンスをやっていた経験が、今に活きていると感じることはありますか?

真鍋:学生時代はヒップホップやジャズダンスをやっていまして。きゅ─すと(CUTIE STREETの略称)の曲でもカッコいい踊りがありますし、表情の使い方に関しても過去の経験は活かせているかなと思います。

――より成長するうえでの課題はなんでしょう?

真鍋:先ほど言った完璧なアイドルが理想だけど、現状は歌に関しても、もっともっと上手に歌えるようになりたいと思っていて、自分らしく表現しながら技術的な部分も磨いていきたいです。それと自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手なんですけど、私らしくファンの方々に感謝とか愛情を伝えていきたいです。ほかにも課題はまだまだ山積みですね。

――グループの中でご自身の役割をどう捉えていますか?

真鍋:私は何かがズバ抜けてできるわけではないんです。だからこそ、真鍋凪咲ならではの強みとかきゅーすとに貢献できることもそうですし、「これができるんだ」という自分の役割を見つけたいと思っていて。そこを模索するのが、今年の目標ですね。それこそメンバーは自己プロデュースが上手で、日々研究してるんだろうなと感じるから、私ももっと自分を追求しなきゃいけない、と励みになっています。

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――個人としての叶えたい夢や目標はありますか?

真鍋:駆け出しの状態だからこそ、目指せるものってたくさんあるし、挑戦したいこともいっぱいあるんです。とはいえ歌も踊りも全てが目標に達していないので、自信を持って「これをしたい、と言っていいのかな?」とも思っていて。

――ある意味、個人の夢や目標を言えるようになるのが目標というか。

真鍋:そうですね!

――「学生時代から夢がたくさんあった」と言っていましたけど、今の活動を通して叶えられる機会は多そうですね。

真鍋:はい! それこそ、この前は1日警察署長をきゅーすとでやらせていただきました。バドミントンと繋げるのは難しいかもしれないですけど、そういう好きなものと繋がったらいいなと思いますね。

――大会の公式サポーターとか、テーマソングを歌う日が来るかもしれないですし。

真鍋:確かに! そうなったら嬉しいですね。

――これまでの人生で、影響を受けた人や作品はありますか?

真鍋:『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』という作品があるんですけど、本当に影響を受けていて。高校生の時に観て「できないまま終わらせちゃダメなんだな」と思ったんですよね。仲間の大切さも学びましたし、「目標に向かっていく過程が大切なんだ」とか、自分の生き方にもかなりの刺激を受けました。

――真鍋さんも『チア☆ダン』の少女たち同様に、辛いことがあってもめげずに努力し続けている印象があります。

真鍋:私はネガティブな感情になってしまった時、その感情をエネルギーに変換して「自分はできるんだ」と思い込ませることで、ガッツとやる気を出しているところがあって。負けず嫌いではあるし、常に上を目指していきたいという思いがあるんです。その向上心は忘れずにいたい。あとは、表だけをキラキラさせたくないのがあって。自分が今ここにいられることは当たり前じゃないから、常に周りの人に感謝をして礼儀を欠かさずにいたいですね。

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――個人的な話なんですけど、3歳の姪っ子がいまして。真鍋さんの大ファンなんですよ。MVとかテレビを観ながら一緒に踊っているらしくて。

真鍋:えー、カワイイ! 私、小さい子が本当に大好きなんですよ! 嬉しい〜!

――ははは、今日イチテンションが上がっている。

真鍋:思わずニヤけちゃいました(笑)。そういう話を聞くと元気になりますね。

――活動する中でファンの声がいちばんの支えになる、と言いますよね。

真鍋:すごく支えられています。ファンの方は「なべちゃんはなべちゃんのままでいいんだよ!」とか「なべちゃんが生き甲斐なんだよ」と言ってくれて。アイドル活動をしていなかったら、そんなの人生で言われることなんてないですから。そんなに思ってくれる人がいるのは、幸せですよね。自分以外でこんなにも「大切にしたい」「幸せにしたい」と思える対象ができたのは、本当に大きくて。ファンの方に対して、自分よりも幸せになってほしいってめちゃくちゃ思うし、自分が幸せにしてあげたいって本気で思う。みんなの声を聞くたびに「アイドルをやっている意味があるな」「こんなことで悩んでいたらダメだな」と前を向ける。みんなが日々温かい言葉をかけてくれるおかげで、私はアイドルでいられるんです。

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