timelesz 篠塚大輝、冷静さとアツい想いを持ち合わせた活躍ぶり 23歳はさらに大きな夢を叶えていく1年に

 7月2日の『2025 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)の放送中、「timeleszの金髪の子がかっこいい!」との声をSNSで多く見かけた。まさにその金髪のメンバー・篠塚大輝が、7月9日に23歳の誕生日を迎えた。SNSではファンだけでなくこれまで出演してきた番組などからもお祝いのメッセージが寄せられている。

 『timelesz project』(以下、タイプロ)を経て今年2月にグループに加入してわずか5カ月。大きく環境が変わった篠塚のこれまでを振り返りたい。

[083]【timelesz project】《003/篠塚 大輝 TAIKI SHINOZUKA》【6次(ファイナル)審査】#タイプロ #timelesz_project #オーディション

 篠塚といえば、新たに加入したメンバーの中で歌もダンスも唯一未経験だった。そこから加入してすぐに、バラエティ番組や歌番組、ドラマ、雑誌、ラジオへの出演など、多忙な日々を過ごしている。6月にリリースされたtimeleszのアルバム『FAM』は、初週で61.9万枚を記録(※1)。アリーナツアー『We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 〜FAM〜』が始まり、『FNS歌謡祭 夏』をはじめとした大型音楽番組出演など音楽活動も精力的だ。

 一橋大学に在学中であることも注目を集め、timelesz加入直後にクイズ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)に出演。初めての単独バラエティ出演であるにもかかわらず、落ち着いた振る舞いを見せた。

 
 
 
 
 
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 さらに、恋愛バラエティ番組『真夜中の社内恋愛』(日本テレビ系)では演技に挑戦。IT企業に務める真面目なエンジニア役を演じ、注目を集めた。雑誌『美ST』2025年7月号(光文社)では初の単独表紙を飾り、発売前に緊急増刷が決定。グループで「AOKI」へのCM出演も果たすなど、目覚ましい活躍を見せている。

 篠塚は、テレビでも舞台裏でも、常に地に足をつけている印象がある。加入直後のtimelesz襲名式では、「自分以外の7人と比べると至らないところだったりが多いんですけど、自分にしかない個性もあると思うので、そこを軸にしっかり頑張っていこうと思います」(※2)と述べたように、個性を武器にしながら、未経験ならではのピュアささえも魅力に変えていく。そのスタンスが特に表れていたのは、バラエティでの活躍だったように感じる。

 加入後すぐに出演した『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)では、初っ端から“パイバズーカ”を顔面に受けるというバラエティの洗礼に合う。驚いた様子を見せながらも、「どうだった?」と聞かれ、「悔しいですね」「(発射の)1秒後には原さん、ここらへんにいました」と隣にいた原嘉孝が驚きのあまり後ろに倒れ込んだリアクションに触れる。その視野の広さには驚いた。番組側も同様に思ったのか、その場面には「※経験値の差を実感した現役大学生」というテロップが入ったのだった。

 振り返れば篠塚はオーディション中から、ロジカルな思考回路と、言葉にして伝える力の高さを見せていたように思う。自分の置かれている状況や感情を冷静に分析し、短いコメントでも「応援してくれる皆さんのために」と繰り返しファンへの感謝を言葉にしていた姿も印象的だ。

 とてつもない緊張だったはずの、有観客での最終パフォーマンスでもその姿勢が見えた。特に「RUN」を歌い切ったときに、篠塚は微笑みを浮かべていた。さらに、自身の名前が呼ばれた直後にも、「これからが本番だ」とでも言うようにして覚悟を感じる眼差しを見せていた。そういった肝の座り方も彼の大きな魅力であるように感じる。

 また、篠塚は身長180cmとグループ1の高身長。中学校・高校と男子校育ちで、サッカー部に所属していたなど、物理的にも精神的にも“大きく見える”人だ。timeleszの地上波初冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)での可愛がられ方も面白い。MCのシソンヌ・長谷川忍がスタッフからの指摘をメンバーに伝えるという企画で、長谷川は篠塚に対して「しの(篠塚)は良いよ、ずっと良い」「お前は本当は天使じゃないのか?」とべた褒め。これには篠塚も、思わずはにかむ姿を見せた。これまでまわりの人間から可愛がられる経験は、そう多くなかったのかもしれないとも思わせるその屈託のない笑顔からは、新たな“末っ子ポジション像”を見せつつある。

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