安達祐人が目指すアーティスト像とは 10年の韓国経験で得たもの、音楽活動で届けたいメッセージ

安達祐人が目指すアーティスト像

「いくつになってもチャレンジする心を忘れてはいけない」

安達祐人インタビュー写真(撮影=西村満)

――2023年から日本を拠点に活動していますが、ここまでの活動を改めて振り返ってみていかがですか。

安達:2023年に帰国してすぐに活動を始めたんですが、その環境でやっていたことがそれまでの自分と変わらないと感じてしまって……そこで一念発起して、1年間自分を休める期間を設けようと思って、ラジオのお仕事だけをやらせてもらっていたのですが、その間にはマネージャーさんにやっていただいていたようなことも自分1人でやっていたんです。表舞台の仕事はもちろん、請求書の作成やクライアントさんとのやり取りなど、やったことのない裏方のお仕事も経験しました。ファンの方をお待たせしてしまった1年間だったのですが、それがあったからこそ、より一層まわりの人たちに感謝できるようになった気がします。振り返るといい1年間でした。

――芸能人ではない社会人としての経験ができた?

安達:そうなんです。韓国だと朝起きてマネージャーさんが現場まで連れて行ってくれて、帰るとお手伝いさんが作ってくれたごはんがあって、掃除もしてくれている。すごくありがたい環境だったけれど、でもそれが当たり前になってしまっていたんだなということにも気づけました。

――裏方も経験して、この『BLUE SPRING』から新しいパートナーとタッグを組むことになり、心が軽くなったのではないでしょうか。

安達:そうですね。毎日メールチェックしたりすることはなくなりましたが、社会人としては大事なことだなと実感しています。今はお仕事をサポートしてくださる方々のおかげで心配がなくなって、思う存分活動できるなというマインドです。

――フリーの間もラジオは続けていたということですが、ラジオはライフワークになっているんですね。

安達:はい。1年以上通っているので、TOKYO FMが学校みたいな感じで(笑)。ラジオだけは手放したくないという思いがあったんです。喋るって大事なスキルだし、たくさんのK-POPアーティストの方がゲストに来てくださって、またK-POPのより深いところを知ることができているし。

――ゲストの方には、経験者だからこそ聞ける話もありますしね。

安達:そうですね。しんどいこともあるだろうから、経験してきた自分なりのアドバイスをしたいと思ってゲストを迎え入れてます。

――印象に残っているゲストの方は?

安達:そこは、後輩ではなく先輩なんですよ(笑)。憧れの少女時代先輩や、2PM先輩に出ていただけたことですね。少女時代のスヨンさんと2PMのチャンソンさん。嬉しかったなぁ。チャンソンさんには「僕、JYPにいたんです」というお話しもさせていただいて。練習生時代には想像もできなかった。人生ってどうなるかわからないですね。

――今後、音楽をベースに活動をするなら、ラジオは武器になりそうですよね。

安達:そうですね。まずは音楽をたくさん作りつつ、日本のアーティストさんともっと仲良くなって、コラボなどできればと思っています。それこそ数日前に、JO1の川尻蓮くんと、imaseくんと3人で食事に行ったんです。3人共にラジオ番組を持っているので、「お互いのラジオで言い合おうね」と話したのですが、同年代ですごくいいコミュニティができたなと思いました。

――意外な交流ですね。何つながりなんですか。

安達:自分が川尻蓮くんと2人で食事をしたときに、蓮くんとimaseくんが交流があると聞いて、「imaseくんが韓国に来たときに、一緒にTikTok撮ったことがある」と話したら繋げてくださって。imaseくんは韓国ではアリーナでライブをしているし、日本では大阪・関西万博開会式で天皇陛下の前でライブをされたり、すごいですよね。ごはんを食べているときは普通の子なのに(笑)。

安達祐人インタビュー写真(撮影=西村満)

安達祐人インタビュー写真(撮影=西村満)

――これからは日本で新しいことをどんどんやっていきたい?

安達:そうですね。日本のみならず……ですね。もっと新しいところに踏み込めたらという気持ちです。海外のファッションウィークもそうですが、音楽のみならず、モデルだったり、俳優業だったり、自分の活躍できる場を増やしていきたいと思っています。

――日本での活動におけるロールモデルはいますか。

安達:GLAYのTERUさんですね。PENTAGONの日本デビューシングル曲「COSMO」を作っていただいて以来、TERUさんともすごく仲良くさせてもらっています。すごく丁寧なんですよ、こんな若造と電話していても敬語で。TERUさんのようなステキな大人、ステキな人になりたいですね。

――今、ファンに伝えたいことは、どんなことですか。

安達:すごく待たせてしまって申し訳ない気持ちです。だから早く会える準備をしています。

――ファンコミュニティができるそうですね。

安達:はい。ファンの皆さんをお待たせしてしまったから、皆さんと会える場所を作れれば。8月29日にはショーケースも開催します。1年半ぶりに皆さんと会える機会。ちょっと不安なのですが、楽しみです。EP『BLUE SPRING』を持っていきつつ、みんなの顔を一人ひとり見て、お互いの生存確認をしないとね(笑)。早く会いたいです。

――最後に、今後5年以内に叶えたい目標を教えてください!

安達:1年で曲を揃えて、Zeppツアーをしたい。5年後には武道館を終えて、海外のフェスに呼ばれるような活動ができたら。インスタに英語のコメントがたくさん来るんですよ。海外から僕を応援してくれる方にも会いに行きたいですね。とにかく、可能性を広げていきたい。「いくつになってもチャレンジする心を忘れてはいけない」というメッセージを伝えられる人になりたいと思っています。

安達祐人インタビュー写真(撮影=西村満)

■安達祐人Weverseコミュニティリンク
https://weverse.io/yutoadachi

■ファンミーティング概要
安達祐人 Show Case「BLUE SPRING」

日程
2025年8月29日(金)1部公演:開場 16:00/開演 16:30
2025年8月29日(金)2部公演:開場 19:00/開演 19:30
※ライブパフォーマンス&トークイベントとなります。
※2部のトークコーナーではTOKYO FM 『K-STAR CHART presents POP-K TOP10 Friday』の公開収録を予定しております。
※各公演終演後にはお見送り会を実施いたします。

会場
代官山SPACE ODD

出演
1部&2部 MC:橋本稜(スクールゾーン)
2部のみ GUEST:HAYATO(MAZZEL)

チケット
7,700円(税込)/オールスタンディング(整理番号付き)
※入場時にお一人につきワンドリンク600円(税込)をいただきます。

YUTO ADACHI Digital Membership会員先行抽選受付
・事前参加申込期間(Weverse):2025年7月4日(金)13:00から7月7日(月)23:59まで。
※2025年7月7日(月)23:59時点でYUTO ADACHI Digital Membership有効会員の方のみお申し込みいただけます。
※参加申込はWeverseアプリの参加申込ページにてお申し込みいただけます。
※チケット抽選受付ではございませんが、こちらの事前参加申込をされていないお客様はチケット抽選受付には申込いただけませんのでご注意ください。

・抽選受付期間(ローソンチケット):2025年7月11日(金)13:00から7月15日(火)23:59まで。
※参加申込期間中に参加申込を完了された方のみ抽選受付の対象になります。あらかじめご了承ください。
※先着順ではございません。受付期間内にお申込みいただいた全ての方を対象に厳正なる抽選を行います。

■関連リンク
安達祐人Weverseコミュニティリンク:https://weverse.io/yutoadachi
Instagram:https://www.instagram.com/yuto_dachi/
X(旧Twitter):https://x.com/AYUTO_official
YouTube:https://www.youtube.com/@A_YUTO_official
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