THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、フジファブリック……ラストライブ映像化で甦る熱狂
近年、日本のロックシーンを代表するバンドたちのラストステージが次々と映像作品として甦ろうとしている。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、フジファブリック――それぞれ解散や活動休止前最後などのライブ映像がリリースされることとなり、ファンの間で大きな話題となっている。
まず、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(以下、TMGE)は、2003年10月11日に幕張メッセで開催したラストライブ『BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN』を初めてBlu-ray化する。TMGEは2003年夏に人気絶頂の中で解散を発表し、その後の全国ツアー最終公演として行われたこの幕張メッセ公演では、約3万7000人を動員した。当時このライブは日本ロック史に残る名演として語り継がれ、DVDでもリリースされたが、今回のBlu-ray版には当時未収録だったオープニング映像も追加される。
【THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】
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2003年
幕張メッセで行われた伝説のラストライブ🎸
「BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN」
___________________◢🔥初Blu-ray化が決定!🔥
ライブから22年後の同日 10月11日(土)にリリース!… pic.twitter.com/g9e7IZWC8t— umusicjapan (@umusicjapan) June 1, 2025
これはデビュー30周年記念プロジェクト『THEE 30TH』の一環として実現したもので、初回限定BOXにはライブ音源を収録した4枚組アナログ盤やプレイパス、バンド特製スリップマットまで封入される仕様。アナログ盤の最後には「GIRL FRIEND」のスタジオ音源も収録される。リリース日はラストライブからちょうど22年後の“2025年10月11日”で、解散から長い時を経て蘇るこの映像は、伝説的バンドの熱狂を現代に伝えるものとなるだろう。
BLANKEY JET CITYの解散ライブ『LAST DANCE』も、四半世紀の時を経て完全版として蘇る。彼らが2000年7月8日、9日に横浜アリーナで開催した2DAYS公演『LAST DANCE』は、“衝撃の解散ライブ”として当時大きな反響を呼び、今なお伝説として語り継がれている。当時は2日目(7月9日)の模様がDVD化され今なお不朽の名作となっているが、長らく“幻”とされてきた初日(7月8日)のフルライブ映像が近年偶然発見され、今回ついに全編ノーカットで初公開されることとなったという(※1)。
さらに両日の舞台裏に迫る未公開ドキュメンタリー映像や、リハーサルシーンなど貴重なオフショットも同時収録される。映像は最新技術でHD化され、音源も最新リマスターによるライブCDとして収められるほかフォトブックも付属。まさに2000年当時の『LAST DANCE』の熱狂を余すところなく封じ込めた内容である。解散から25年、ロック史に燦然と輝く伝説の全貌が今明らかになるのだ。






















