Teleは“残像の愛し方”を見つけて前へと進む 全身全霊で臨んだ横浜アリーナのステージ

アンコールを求める声と「花瓶」のメロディの大合唱が響き渡るなか、バンドメンバーがステージに戻ってくる。「ん? Teleは?」と思っていると、「こういうのやってみたかった!」と客席から登場。「さすがにはしゃぎすぎか!」と観客の間近でコミュニケーションを取りながら放たれたのは、ニューアルバムの起点となった「Véranda」。その瞬間、会場が祝祭のムードに彩られた。


バンドで活動したかったけれど上手くいかず、1人でTeleを始めて、バンドに対するコンプレックスを抱えていたけど、ようやく「バンドじゃなくてもいいじゃん」と思えるようになった……という話を挟み、18歳の頃に書いたという「生活の折に」を演奏。そしてニューアルバムの最後に収められた新曲「ぱらいそ」で華やかな解放感を生み出した。さらにTeleとバンドメンバーがインスト曲を演奏し、ステージが幕で覆われる。そこに映されたのは、スタッフのクレジット。感謝に溢れたエンドロールとともにライブは終了した。
12月13日には自身初となる幕張メッセでのワンマンライブが決定。自らの過去や現在と向き合い、そこで得た感情や思考を言葉、メロディ、サウンドに昇華したTeleの音楽は、あまりにも窮屈な現代を生きるすべての人に強い作用を及ぼし、もっともっと広く共有されていくはず。そのなかで生まれる音楽という場所を体感したい。この日のライブを観て、その思いをさらに強くした。
■セットリスト
『Tele Tour 2025 「残像の愛し方」』
4月20日(日)横浜アリーナ
1.残像の愛し方
2.シャドウワークス
3.包帯
4.初恋
5.あくび
6.鯨の子
7.砂漠の舟
8.ghost
9.DNA
10.カルト
11.ロックスター
12.ブルーシフト
13.金星
14.バースデイ
15.花瓶
16.ひび
En1:Véranda
En2.生活の折に
En3.ぱらいそ
■ライブ情報
Tele 幕張メッセ公演(タイトル未定)
開催日:12月13日(土)
会場:幕張メッセ 国際展示場 9-11 ホール
OPEN 16:00/ START 17:30
オフィシャル最速先行:https://eplus.jp/tele/
■関連リンク
HP:https://tele.jp.net
Music:https://tele.lnk.to/Tele
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