花譜、山田涼介、MOROHA、PEOPLE 1、ALAN SHIRAHAMA、りりあ。……注目新譜6作をレビュー
PEOPLE 1「DALMATIAN」
5年連続でサプライズMV公開となったクリスマスのゲリラ配信曲。ディスコティックなファンクに、憂いを帯びたマイナー調の歌謡メロディ、破滅の予感を孕んだ歌詞を乗せることで、Ito(Vo/Gt)の歌声に宿る色気が最大限まで引き出された。PEOPLE 1は終わりを前提に活動するバンドなので、〈ハイファイな未来でもうバイバイしよう〉というリフレインはなんとも不穏。だが、あえてボリュームを落とし〈苦い思い出はモルト グレーンさ〉と続いていく後半には、決められた運命に抗うような、本当は終わりたくないと叫んでいるような、実にエモーショナルな展開が待っている。これは本音か、それとも織り込み済みの物語か。毎度ハラハラさせてくれる。(石井)
白濱亜嵐「MINE FOR LIFE」
白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS/PKCZ)がソロ名義・ALAN SHIRAHAMAとして今年1月にスタートさせた12カ月連続リリース企画のラストを飾る「MINE FOR LIFE」が到着。トラックの基調は、90年代後半に誕生し、2020年代にリバイバルしたプログレッシブハウス。きらびやかな4つ打ちのビート、トランス的なサウンドエフェクト、美しい憂いを帯びたメロディラインが一つになったダンスチューンに仕上がっている。ファルセットを軸にしたボーカルとともに奏でられるのは、どんな困難な状況であっても自分を支えてくれる存在への愛を綴った全編英語によるリリック。気持ちと身体をしっかりと上げてくれるパワーソングだ。『GMO SONIC 2025』に出演するなど活動の幅を広げている彼にとっても大きな武器になりそうだ。(森)
りりあ。「ずるい君。」
クリスマスイブに届いた配信曲。アコギ一本で作ったようなバラードで、アレンジはあくまで淡く、繊細なメロディと歌詞主体で進むのだが、その歌詞がなんだか厄介だ。直接相手には言えないこと、どうしても言えなかったことが際限なく溢れ出す片思いソング。相手から見れば「なんでいきなり不機嫌に?」と感じるモヤモヤの正体であり、言葉にしないまま〈君〉のせいにしてしまう、実は「ずるい私。」の歌だとも言える。作者りりあ。も確信犯的に作っているのだろう。後半の〈言えないじゃん、もうばか〉の歌い回しに光るちょっとした愛嬌と、ラストにようやく“言いたいこと”を持ってくる展開が、不安だらけの楽曲をチャーミングに反転させている。(石井)
山田涼介、長く伸びた髪に大反響 知念侑李撮影の美しい横顔に「長髪珍しいかわいい」
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