GLAY、ドリカム、松山千春、玉置浩二.....北海道が生んだアーティストたちと道民の絆が育む“地元愛”
さらに、GLAYやドリカム、松山だけでなく、中島みゆきや玉置浩二、そしてYUKIといったアーティストたちも北海道と深い絆を持っている。中島は、アイヌと和人(日本人)との歴史を描いた映画『シサム』(2024年)の主題歌に名曲「一期一会」(2007年)が使用された。初めて訪れるアイヌの土地で己の人生を見つめ直していく主人公の心情と本曲とがマッチする、とのプロデューサーの願いにより主題歌に決まったという(※2)。また、玉置とYUKIの2人にとってもライブツアーでの北海道公演は欠かせないものとなっており、地元のファンとの強い絆を維持し続けている。今年8月からスタートした玉置のライブツアー『玉置浩二 Concert Tour 2024 Resume ~レジューム 新たな始まり』では、札幌だけでなく故郷・旭川での公演も行われ、YUKIもまた最新のライブツアー『YUKI concert tour “SUPER SLITS” 2024』で札幌と旭川をまわることになっている。
これらのアーティストたちは、単に音楽を通じて地元の魅力を発信するだけでなく、地域とともに成長し、支え合ってきた存在である。いつまでも続く彼らの“地元愛”は、北海道という土地の豊かさや人々の温かさを映し出しており、その思いは彼らの音楽にも色濃く反映されている。これからも故郷と一緒に歩みながら、音楽を通じてその絆をさらに深めていくであろう。北海道の自然と文化、そしてそこに住む人々への深い愛情が、これからも彼らの創造力の源泉となることは間違いない。
※1:https://www.glay.co.jp/feature/interview_vol112
※2:https://otocoto.jp/news/sisam_movie0726/
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