リアルサウンド連載「From Editors」第75回:あぁ、我が青春の『I’ll-アイル-』
「From Editors」はリアルサウンド音楽の編集部員が、“最近心を動かされたもの”を取り上げる企画。音楽に限らず、幅広いカルチャーをピックアップしていく。
あぁ、我が青春の『I’ll-アイル-』
少し前の話ですが、浅田弘幸先生の原画展『浅田弘幸原画展 - WILD DIAMOND』に行きました。今回の展示は代表作であるバスケ漫画『I’ll-アイル-』の「完全版」完結を記念したもので、貴重な原画の数々が展示されていました。
好きなバスケ漫画はたくさんありますが、特に愛読していたのが『I'll −アイル−』だったように思います。まず、キャラがかっこいいし、絵が美しい。主人公である立花茜の相棒的な存在である柊仁成を特に推してました。あと、キャラの服装もイケてる。幼いながら背伸びをしてRUDE GALLERYを買い出したのは柊の影響だし、ツナギを買ったのも『I’ll-アイル-』(と『スクラップ・ヘブン』のオダギリジョー)の影響だったような記憶があります。
ジャンルとしてはスポーツ漫画。立花茜が所属する国府津高校の弱小バスケ部が強豪校と熱戦を繰り広げるようなスポ根的な展開ももちろん好きですが、同時に描かれるバスケ部メンバーの青春群像劇が個人的には好きなポイントです。当時も『I’ll-アイル-』のような青春を過ごしたい! こんな仲間がほしい! と考えていたように思います。
展示会場で見た原画の数々は、そんな十数年前の記憶を蘇らせてくれました。
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