TOMORROW X TOGETHER、日本シングル『誓い (CHIKAI)』でさらなる飛翔の予感 君=MOAへ注ぐ深い愛の正体
TOMORROW X TOGETHERから日本4作目のシングル『誓い (CHIKAI)』が届けられた。
日本デビューから4年半。日本オリジナル曲2曲を含む本作『誓い (CHIKAI)』は、日本のMOA(ファンの呼称)に対する強い思いが込められた作品だ。
まずはデビュー以降のTOMORROW X TOGETHERの軌跡を振り返っておきたい。2019年に始動し、そして2020年1月にシングル『MAGIC HOUR』で日本でのデビューを果たした彼ら。翌年1月にリリースされた日本1stアルバム『STILL DREAMING』で3作品連続となる「オリコン週間アルバムランキング」1位を記録。以降、2024年4月発売の6thミニアルバム『minisode 3: TOMORROW』まで10作連続で同チャート1位を記録(2024年4月15日付)し、海外アーティストによるアルバム連続1位獲得作品数において歴代首位の記録を保持している。
グローバルチャートでも目覚ましい成績を残している。2023年1月リリースの5thミニアルバム『The Name Chapter: TEMPTATION』は、グループとして初めて米Billboardのアルバムチャートである「Billboard 200」で1位を獲得。19週連続でチャートインを果たした。さらにアメリカ・シカゴの音楽フェス『Lollapalooza』に2年連続で参加し、2023年にはK-POPグループとしては初めてヘッドライナーとして出演するなど、急速に影響力を拡大している。そして、今年は通算3度目となるワールドツアーを開催。ここ日本でも7月からK-POPアーティスト史上最速となる4大ドームツアーを行い、大きな注目を集めている。
そんな彼らが、日本のファンに焦点を定めて制作したのが、ニューシングル『誓い (CHIKAI)』だ。
本作には2つのコンセプト「to B」「to U」が反映されている。「to B」では「双眼鏡で“君”の跡を探す」という描写が描かれ、コンセプトフォトではメンバー5人が限りなく透明に近い白のマントを着用。マントには翼が描かれていて、星に向かって飛翔するという意味合いも込められているという。また個人カットでは、双眼鏡で“君”の跡を探す様子が収められている。
「紙と筆記具を手に“君”のための詩を書く」姿を捉えた「to U」のコンセプトフォトは、雪が積もる自然のなかにいるシチュエーション。ムービーでは、たき火を囲んだメンバーがバンジョーを弾きながら歌ったり、手を繋いで踊る場面も。そして個人カットでは、紙と筆記具を手にした5人が“君”のための詩を書いている様子が映し出されている。共通するのは、“君”(=MOA)に向けられた彼ら自身の感情だろう。