WHITE SCORPIONがシンパシーを生むのはなぜなのか? 「Satisfaction graffiti」で手にした真の“らしさ”

WHITE SCORPION手にしたらしさ

 秋元康が手がける新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT オーディション』の最終合格者11名で結成されたWHITE SCORPION。彼女たちは、デビュー曲「眼差しSniper」から最新デジタルシングル曲「Satisfaction graffiti」まで5カ月連続でリリースを続けてきた。

 メッセージ性の強い歌詞、流行とも伝統とも異なる独自のサウンド、そのすべてを明確に描き出す振り付け、強靭なクリエイターたちが集結してドロップされるMV――。これまでになかった、これまでのアイドルとは違う新しいグループとして、歌い、踊り、彼女たちは進んできた。

 今回リアルサウンドでは、ALLY、AOI、CHOCO、NATSUの4人にインタビュー。最新曲「Satisfaction graffiti」までの日々を振り返りながら、彼女たちは今何を感じ、どこへ進んでいるのか、じっくり話を聞いた。(編集部)

メンバーがデビューから振り返る WHITE SCORPIONの成長と強み

WHITE SCORPION(撮影=梁瀬玉実)

――昨年10月7日のオーディション合格から丸半年、「眼差しSniper」でのデビューから早くも4カ月が経ちました。

AOI:あっという間だったよね。

ALLY:めちゃくちゃ早かったです。

NATSU:目まぐるしい日々でしたね。

CHOCO:デビューから毎月楽曲をリリースしてきたので、レコーディングをしたらすぐ振り入れをして、MVを撮って、リリースイベントもやって、気づいたらまた新たにレコーディングする曲を覚えて……常に目の前のことを頑張っていたら、ここまでたどり着いていました。

AOI:でも、それだけ毎日が充実している期間だったんだと思います。

――最近はイベントなどでファンの方とお会いする機会も増えていますよね。

CHOCO:はい。先日は『TGC』(3月2日開催『第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER』)に出させていただいたり、フェスやイベントに出させていただいたりする機会も増えていて。その際に、ファンの皆さんが私たちの宣伝チラシを配ってくださるんです。そうやってWHITE SCORPIONを大きくしていこうとファンの方々も力を添えてくださっていることに、とっても心強さを感じています。

NATSU:そのおかげなのか、最近は「『TGC』で観て気になったから、初めてリリースイベントに来ました」と言ってくださる方もどんどん増えていて。イベントのたびにびっくりしています。

【マイナビ TGC 2024 S/S】WHITE SCORPION『眼差しSniper』オープニングアクト

――そういう声を直接耳にすることで、気が引き締まる瞬間も増えているんじゃないでしょうか?

AOI:そうですね。特に最近はお客さんの前でパフォーマンスする機会も多いですし、披露するたびに成長していないといけない、成長している姿を見せたいと思っているので、吸収できるものをどんどん増やして、グループが成長していかないといけないなと考えるようになりました。

NATSU:新しい曲を覚えると同時に「眼差しSniper」や「非常手段」といった既存の楽曲のMVを観て「イベントに行こう!」と思ってくださる方もたくさんいらっしゃると思うので、どちらも大切にパフォーマンスしていこうという気持ちになります。

ALLY:イベントにいろいろと参加させていただくと、そこにいらっしゃるお客さんには、私たちのファンではない方も多かったりするじゃないですか。そういうイベントは自分たちを知ってもらう貴重な機会になるので、そこで最高のパフォーマンスをすることで「WHITE SCORPIONってかっこいいな」と思ってもらえるように、一回一回爪痕を残したいなと思っています。

WHITE SCORPION 『非常手段』

――同時に、MVでのパフォーマンスの完成度も高いから、そこに負けちゃいけないっていうのもありますよね。

ALLY:ありますね。

NATSU:誇らしい制作スタッフの皆さんに支えられて、毎回素晴らしい作品ができあがっているので、そこに負けない勢いのパフォーマンスを毎回していきたいなと思っていますね。

――この数カ月間活動してきて、ご自身含めてメンバーの成長を感じる瞬間はありますか?

AOI:振り付けの先生からは、「初期の頃より覚えるスピードが格段に早くなったね」って言われることが増えました。つい最近も新曲の振り付けを教えていただいた時に、レッスン終わりにそう言っていただいたばかりで。積み重ねてきたものがあるのかなとすごく感じています。

WHITE SCORPION(撮影=梁瀬玉実)
ACO/ACE/HANNA/NICO/COCO

――デビュー曲「眼差しSniper」の頃は、振り入れにどれくらい時間がかかっていたんですか?

AOI:振り入れ自体は2日だけど、そこからMV撮影までに何回もレッスンの時間があったので、結構長い時間をかけて覚えました。

ALLY:楽曲自体もオーディションの頃からあったので、なんとなく雰囲気はわかっていましたし。でも、以降の曲ではレコーディング前に曲を聴いて、そこから振り付けに入るまでの時間も短いので、環境が全然違うんです。

――自分に曲を馴染ませる時間がどんどん短くなっている、と。

NATSU:そうですね。しかも、求められるレベルもどんどん高くなっている気がしますし。

WHITE SCORPION 『眼差しSniper』

――パフォーマンスのスキルや歌の面で成長を感じる瞬間は?

CHOCO:「眼差しSniper」は上下差が激しい振りなので、最初の頃はその一曲だけでも最初から最後まで歌い続けることがかなりキツくて。みんな、声もあまり出せていなかったんですけど、今ではパフォーマンスする曲もどんどん増えていて、その結果「眼差しSniper」でも声をしっかり出して歌えるようになったんです。経験を重ねたことで体力もついてきたし、ちょっとずつ成長しているのかなと思います。

NATSU:ステージ上で披露していると、横にいるメンバーの生歌もよく聴こえるようになって。たとえば、私は「非常手段」のBメロを歌っているんですけど、COCOとNAVIが両サイドから真ん中に寄ってくる振り付けの時、ふたりの声がよく聴こえてくるから私も士気が高まるんです。

――となると、11人の絆もどんどん深まっている?

NATSU:圧倒的に距離が……。

AOI:近くなったよね(笑)。

ALLY:うん(笑)。以前よりも自主練する時間も増えたので、そういう時に「もっとここを練習しよう」とか「ここはちゃんとみんな合わせよう」とか言いやすくなったかな。それも距離が近くなってこそなので、すごくいい雰囲気だなと思います。

AOI:たしかに、初期の頃よりも言いたいことを躊躇せず言えるようになったかな。ダンスの自主練の時も、ちょっとニュアンスが違うなと思ったら、そのまま進めないで一回止めて「ここはちょっと違うんじゃない?」「どっちが正しいの?」って話し合いをすることも増えていて。そこで「先生の振り動画を一緒に観てみよう」「じゃあこっちに合わせよう」と確認することができるようになったので、そういうところも成長につながっているのかなと感じます。

ALLY:誰かを置いてけぼりにしないで、みんなが納得してから前進できてるのかな?

――なるほど。ちなみに、ここにいる皆さんは何か役割を背負っていたりするんですか?

CHOCO:ALLYは最年長だから、みんなをまとめてくれます。

ALLY:自然とそうなりました(笑)。

NATSU:CHOCOは、配信イベントの時に周りのメンバーを積極的に紹介してくれるよね。MCを任されることも多いし、トークを振るのが上手だなと思います。あと、ファンの方が何をほしがっているのかをわかっていて。たとえば、声がいいAOIには告白セリフを振って、場を盛り上げてくれるし(笑)。

CHOCO:ふふふ(笑)。みんな個性豊かなので、そういうタイミングでメンバーの魅力をもっと知ってもらいたいなと思って。できるだけそれぞれの個性を引き出せるようなトーク回しを最近は頑張っています。

――それも、メンバー個々のことがわかってきたからできるわけですものね。

CHOCO:そうですね。「この子はこういう話の振り方をしたらきっと答えやすいんだろうな」とか「この子はちょっと無茶振りしても答えてくれる」とか(笑)。ちゃんとわかってきたような感覚もあって。バランスもよくなってきたなと思います。

――ちなみに、無茶振りに積極的に応えてくれるメンバーは?

CHOCO:ACEは何を振っても恥ずかしがらずに全力で応えてくれます(笑)。だから、安心感があります。

ALLY:たくましいからね(笑)。

――自然と役割分担もでき始めていると。そういう意味では、とてもグループらしくなってきたんですね。

ALLY:それぞれキャラも確立され始めたし。

AOI:うん。とってもグループらしくなってきたと思います。

WHITE SCORPION(撮影=梁瀬玉実)
NATSU/CHOCO/ALLY/AOI/MOMO/NAVI

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