WHITE SCORPION、赤い新衣装披露 3rdデジタルシングル「非常手段」リリースイベントを開催
WHITE SCORPIONが、1月27日千葉 イオンモール幕張新都心 グランドモールの野外に設けられたグランドスクエア特設ステージにて、2月7日リリースの3rdデジタルシングル『非常手段』のリリースイベントを開催した。
当日の幕張は雲ひとつない快晴で、あたたかな陽気に恵まれた。そんななか、大勢のファンの前に姿を現したWHITE SCORPIONのメンバーは、それぞれ赤を基調としたシックなデザインの衣装に身を包み、ポーズを決める。まずはデビューシングル「眼差しSniper」をパフォーマンスした。メンバーは楽曲の描く世界観に合わせ、切なげな表情や何かに憧れる表情、楽しげな表情など、くるくると表情を切り替えながら、身体の細部まで意識の向けられたキレのあるダンスで見る者を惹きつけていく。
パフォーマンスを終え、AOIの掛け声から挨拶を行うと、メンバーひとりずつの自己紹介へ。MOMOは「今日は全力で盛り上がっていきましょう!」と元気よくコメント。ALLYが「いつものやります!」と自身の名前を使ったコール&レスポンスを宣言すると、「初めての屋外ライブ、全力でみんなで盛り上がるのは“アリ”寄りの〜?」と観客に問いかけ、観客からは「ALLY!」と大歓声が沸き起こった。NAVIは天候について言及。「めっちゃ晴れていてすごくないですか? 汗をかくぐらい、盛り上がっていきましょう!」と会場を煽ると、ACOは「今日初めて幕張に来ました! いい思い出を残して帰りましょう!」と意気込みを見せた。
続いて、2ndデジタルシングル「コヨーテが鳴いている」を披露。するとすぐさま、観客から楽曲にあわせた大きなコールが沸き起こっていく。11人のメンバーは、ジャジーかつ疾走感あふれる洗練されたサウンドのなかで、一糸乱れぬダンスを通じて失恋の痛みを見事に表現。そのパフォーマンスの精度の高さに、ステージが終わった途端、観客から「最高!」という歓声が彼女たちのもとへ届けられた。
ここで、WHITE SCORPIONのFMV(Featurection Music Video/メンバーひとりに焦点を当てたMV)について発表があった。FMVの第1弾として制作された2ndシングル「コヨーテが鳴いている」のMVにはHANNAが出演したが、3月にリリース予定の4thシングルからは、ファンによる投票でFMVの出演者が決まる。1月31日17時59分まで行われている投票で4thシングルのFMV出演者を決定するといい、この日のイベントで、その中間結果の発表がサプライズで行われた。
中間発表に先立ち、ひと足先にFMV初出演を叶えたHANNAは、「FMVではいろいろな私をお見せすることができたと思います」「(撮影は)風が強くてすごく寒かったんですけど、海に行ったりしてとても楽しかったです」「誰が(FMVへ出演することに)なっても素敵な作品になると思うので、皆さん投票をお願いします!」とコメント。そして結果は、第1位がNICO、第2位がCHOCO、第3位がALLYという順位に。この発表を踏まえ、ALLYは「投票してくださった方、ありがとうございます! もし(1位に)なれたら、全力で頑張りますので、よろしくお願いします」とコメント。CHOCOは「『投票したよ!』と皆さんがSNSでも言ってくださっていて。こうやって結果に出ているのが本当に嬉しい」「これからも私のMVを観たいなという方は、投票してくださったら嬉しいです」と、ファンに語りかけた。1位となったNICOは、「まだ中間」と冷静さを保ちながらも、「(投票は)31日までなので、この企画を楽しんでいただけたら」と、さらに盛り上げるべく会場全体に呼びかけた。なお、このファン投票の最終結果は2月1日に発表されるとのこと。
ファン向けの抽選イベントを挟んだのち、2月7日リリース予定の3rdデジタルシングル楽曲「非常手段」を初めてパフォーマンスした。楽曲の冒頭では、打ちつけるビートのなかで、これまで聴いたことのないようなメンバーの低音ボイスが響く。サビに向けてサウンドや歌が徐々に盛り上がりを見せていく流れのなかで、フォーメーションが次々と変わるダンスは圧巻。今作は複数のメンバーが協力してひとつの振り付けを完成させる場面も随所に見られ、グループのさらなる結束力とパワーアップしたダンスの実力に思わず唸ってしまう。
パフォーマンスを終え、NATSUは「初めて『非常手段』をパフォーマンスすることができて、非常に嬉しく思います」とファンの前で初披露できた喜びを語る。NAVIは「やっぱりタイトルが『非常手段』なので……」「振り付けも歌も、パワフルさが込められていると思います」と楽曲の見どころや聴きどころを解説した。最後は、全メンバーであらためてファンへの感謝の気持ちを述べ、リリースイベントを終えた。