ME:Iメンバー紹介第9回:石井蘭 仲間に手を差し伸べながら、自分自身を高めていく姿勢
オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(以下、日プ女子)から誕生した11人組「ME:I」(ミーアイ)。
強みや個性の異なるメンバーが揃った同グループの中から、今回は最終順位9位でメンバー入りを果たした石井蘭をピックアップ。オーディション期間中の活躍と、今後グループの一員として、どのような魅力を発揮してくれるのかを考察したい。
このオーディション番組が始まる以前も、ステージで活動していた石井。そんな彼女の魅力の1つといえば、表情豊かなダンスにあると言えるだろう。
例えば、JO1の「Tiger」やINIの「Rocketeer」などの男性グループの曲を踊る際にはキレのある、力強いアクセントを効かせたダンスで魅せる。一方で、Perfumeの「TOKYO GIRL」のような繊細な楽曲の時には、指先までしなやかなふわふわと軽やかなダンスをするのだ。
さらに仲間に手を差し伸べながら、自分自身のレベルアップを怠らない姿も印象的。
“日プ女子”の冒頭に行なわれたレベル分けテストでは、経験者ながらBクラスになったものの、そこでやさぐれることなく、前向きに振る舞っていた姿が印象的だった。特に、国民プロデューサー(視聴者)の記憶に色濃く残っているのは、未経験の練習生にダンスを教える姿。しかも、ただ教えるだけでなく、自分自身も練習生と高めあうことで、レベル分け再評価テストでは、トレーナーも納得のAクラスへの昇格を果たした。
さらに番組のテーマソング「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」のセンター決めでは、後に同じくME:Iとしてデビューすることになる櫻井美羽とともに、最終的な候補者に。惜しくもセンターの座は譲ってしまったものの、次に行なわれたグループバトルではPerfumeの「TOKYO GIRL」を披露したグループの一員として、メンバーにマンツーマンでダンスを指導しつつ、「今回は全体のグループの中で1番になるというのを目標として立てている」と明言する頼もしい姿を見せた。