SixTONESのリーダーは“福男”? 交代制ならではの独特な役割と存在感
SixTONESは12月31日から1月1日にかけて、YouTubeにて『SixTONES【年越し緊急生配信!!】2023→2024』を東京スカイツリーから生配信した。6人は2024年になった瞬間、手を繋いでジャンプするなど、仲の良い姿を見せる中、毎年恒例となったリーダー決めじゃんけんを行い、2024年のリーダーがジェシーに決定。ジェシーはリーダー就任恒例のエア王冠を受け取り、「いつも通り仲良く、それぞれが輝いて、集まったときに爆発的な何かを生んで、みんなに伝えられたら」とおどけながらも明るく抱負を語った。
SixTONESのリーダー決めじゃんけんは、他のグループには類を見ない独自のシステムだ。とは言え、初代リーダー・髙地優吾は、実はじゃんけんでは決まっていない。SixTONESがデビューした2020年に、テレビ番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の中で、嵐・大野智からリーダー制が提案され、メンバーの指名により決まったものだ。しかし2021年からは、「年明け一発目にじゃんけんで勝てるメンバーは強運。その強運の持ち主がリーダーになればグループはいい方向に進む」という理由で、カウントダウンコンサート後のじゃんけんによってリーダーが決められるように。2022年、2023年と、その様子がYouTubeで公開されたが、今年はカウントダウンコンサートが開催されなかったため、ファンが見守る中、初めて生配信でリーダー決めじゃんけんが行われた。
このじゃんけんによって、2021年は松村北斗、2022年は再び髙地、2023年は森本慎太郎がSixTONESのリーダーを務めた。そして、じゃんけんによってリーダーに決まったメンバーは、どういうわけか、その年に目立った活躍をすることが多い。松村は2021年、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)で重要な役を演じたり、映画『ライアー×ライアー』で森七菜とダブル主演を務めるなど、ドラマや映画で活躍した。髙地は2022年、中村芝翫主演のシェイクスピア作品『夏の夜の夢』で初の外部舞台に出演。新たな挑戦を果たした。2023年の森本と言えば、何と言ってもドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で南海キャンディーズ・山里亮太役を演じ、その好演が大きな話題を呼んだ。