Snow Man、大晦日生配信で日本歴代1位記録 パフォーマンス力で広げたグループの可能性

Snow Man、大晦日生配信で新記録

 グループ内のユニット曲をメンバーをシャッフルして披露した「ユニットシャッフルGP」では、赤組(ラウール・佐久間大介「360(c)m」)・青組(岩本・阿部・目黒蓮「ガラライキュ!」)・黄色組(宮舘・渡辺翔太「Gotcha!」)・白組(深澤辰哉・向井「Bass Bon」)の4ユニットで投票数を競い合った。こうした企画もグループの単独かつ長尺のセットリストだからこそ見られたものだろう。原曲にユーモアのエッセンスを加えた赤組と白組、ファンの期待に応えた青組と黄色組。アプローチは異なれど、サービス精神たっぷりに楽しませてくれた。

 事前のセットリストにはなかった「Party! Party! Party!」を挟み、「Grandeur」「W」「POWEEEEER」「Cry out」と畳み掛けた激しいダンスナンバーのセクションは、デビュー前から現在までにかけて築かれたSnow Manの魅力がたっぷり詰め込まれていた。一人ひとりがファンや関係者への感謝、これからへの思いを語った後に歌った「GRATITUDE」の9人の表情を見て、Snow Manの2023年が報われたように感じた。今回の配信ライブを観て、コミュニケーションの要素も含まれた生のライブとはまた違った、パフォーマンスを見せることに重点が置かれたライブの可能性が開かれたようにも思う。「D.D.」の披露から幕を開けた2024年。新たなライブツアーの開催にも期待しつつ、パフォーマンスの力でSnow Manの名をさらに轟かせてほしい。

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