Snow Man、人気を不動のものにする確かな実力　数々の記録と共に振り返る大躍進の1年

　今、人気アイドルグループを問われたら、Snow Manを挙げる人は多いのではないだろうか。そう思えるほど、Snow Manの人気は高い。彼らは2020年のデビュー直後から人気を博していったが、昨今ではその人気は不動のものになった。そして、2023年はそれがよく分かる1年だったのではないだろうか。

　 昨年1年間を振り返ると、Snow Manは楽曲をコンスタントにリリースしてきた。3月15日に8thシングル『タペストリー/W』、5月17日に3rdアルバム『i DO ME』、9月6日に9thシングル『Dangerholic』を発売し、いずれもオリコン週間ランキング1位を獲得。加えて、それら全てが日本レコード協会のミリオン認定作品となっている。この結果は彼らの人気を物語っているが、それだけではなくバラードからロックまでどんな楽曲ジャンルでも自分たちのものにできることを証明したとも言えそうだ。Snow Manといえばメンバーの関係性やそれぞれのキャラクターに注目が集まりがちだが、スキルフルなパフォーマンスもSnow Man人気に火をつける一因になっているのだろう。

　そして、彼らの人気を強く感じたのは、5月26日から7月2日に開催された初のドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』だ。ドームツアーが発表された後、大きく話題になっていたことは記憶に新しい。全10公演で約46万人を動員した同ツアーはテレビや雑誌、Webメディアなど様々なところで話題に上がったものである。そして、同ツアーは阿部亮平と深澤辰哉が中心となって演出のアイデアを出したり、岩本照が振り付けの多くを担ったり、ラウールが衣装を担当したり。メンバーが積極的にライブ作りに携わっており、Snow Manならではのクリエイティブを見せた公演にもなった。ここでもまた彼らの才能を知らしめたのである。