SEVENTEEN、日本ドームツアー埼玉公演で交わした誓い「最高で最後のアイドルになります」
アンコールでは、メンバーがトロッコに乗って登場。センターステージでCARATと至近距離で交流を楽しみながら「Sara Sara」、WOOZIがいちばん最後のパートを「みんな大好き!」とアレンジした「Run to You(Japanese ver.)」を続けて披露していく。HOSHIが「(CARATの姿を)近くで見たら本当に素敵ですね」「全員と目を合わせたいけれど、残念ながら目がふたつしかないんです」とお茶目にコメントすると、「소용돌이 (To you)」を歌唱して、メインステージに舞い戻った。
そして、本公演最後となるMCへ。HOSHIは「パンデミックでドームツアーが中止されたこともありましたが」と話し始めると、「日本でもたくさんの公演をしながら、CARATの皆さんが応援してくださったことを実感しました」「すべての瞬間が最後のステージだと思って、一生懸命頑張ると自分自身に誓いました」と伝える。「来年はスタジアムで!」と期待を煽りながら、「(CARATにとって)最高で最後のアイドルになります!」とCARATへの大きな愛を感じられる言葉を口にしたのだった。
WONWOOは、CARATへの感謝の気持ちを述べ、「僕たちもCARATの皆さんのためにもっと大きい応援をお送りしたいと思います」「今日も月が綺麗ですね」と語りかける。DKは、「みんな完璧!」と客席に向かって叫ぶと、「今日の(埼玉で)2回目の公演まで幸せな気持ちでいっぱいにしてくださって、本当にありがとうございます!」と力強くコメント。そして、「風邪ひかないように、あたたかくしてゆっくり寝てください。そして僕の夢を見てください」「おやすみ、バイバイ!」と、彼らしいMCで会場を楽しませた。
トロッコに乗りながらCARATの愛を強く感じていたというMINGYUは「(会場内を)一周しているあいだに5回は泣きそうになりました」「皆さんのそばで、その期待に応えていきたいと思います」と、今回の公演で今後の活動への意気込みをあらためて感じたという。その話を受けて、THE 8は「僕もさっきトロッコで周りながら感じたことがあるんです」と話し始めると、「感動しすぎて6回は泣きそうになりました」と、CARATの存在に胸が熱くなった度合をMINGYUと張り合い、思わずクスリと笑わせるシーンが生まれていた。
SEUNGKWANは公演中にステージから見えた景色についてコメント。「Pinwheel(Japanese ver.)」を歌っている最中に、母親とコンサートを観にきた子どもの姿が目に入ったといい、「その子がジャンプしながら観ていたんですね。『Pinwheel』はすごく悲しい曲なのに、それを見てたら笑顔になっちゃいました」「皆さんが幸せそうな姿を見ていると、僕もたくさんのエネルギーをいただくことができました」と、心温まるエピソードを話してくれた。そして、「すごく寒かったですが、CARATと僕たちの愛は、何よりも熱かったと思います!いつも元気で、幸せでいることを願います」と、心のこもった言葉を贈った。
最後は、11月27日にMixtape「Wait」をリリースしたDINOがトーク。「Wait」については「たくさん聴いてください。たくさん期待してください」と紹介しつつ、「ベルーナドームで公演したのは初めてですが、とても楽しくて、CARATの皆さんからの愛を感じることができました」「僕の存在理由、CARATの皆さん、愛してます!」と想いを伝えていく。そうして「CALL CALL CALL!」「아주 NICE[VERY NICE]」とラスト2曲を駆け抜けて、この日は幕を閉じた。
今回の公演で、会場に訪れたCARATの大熱狂を生み出したSEVENTEENのパフォーマンスは、彼らにしか作り上げることのできない唯一無二のものだと感じた。彼らは今後、名古屋、大阪、福岡で12月17日まで日本ツアーを巡り、大晦日には『第74回NHK紅白歌合戦』へ初出場する。2023年は最後の一日まで、世界中から熱い視線が注がれている彼らの活躍から目が離せない一年となりそうだ。
『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN』埼玉公演 ライブフォト一覧